経審改正 X2について
※以下の記事はJIMOTに掲載した記事の再録です。
改正前のX2の評価項目は①自己資本額÷完工高、②職員数÷完工高でしたが、改正後は①自己資本額(=純資産額)と②EBITDAの2本立てとなります。
改正前は職員数を評価の対象にしてましたが、今回の改正では職員数は評価対象から外されました。その理由として、改正前の評価に対して「職員数を完工高で割った値を評価するやり方は、企業の生産性向上を阻害する(人員整理による合理化が不利に働く)」という指摘があり、今回それに応える形で改正がなされたわけです。
実際、完工高が同じなら職員数が多い方が評点が高くなる改正前の評価法では、生産性の向上は評点に反映されません。また、全職員ではなく、現場で重要な「技術者」の数なら、Zにおいて評価対象となっているから、重複を避けるためにもX2の評価から外したわけです。
もっとも、リストラを奨励してるわけではないそうですが・・・

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