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貸金業務取扱主任者

 貸金業法の抜本的改正(平成18年)に伴い、貸金業者(ノンバンク)は平成22年以降、事業所ごとに「貸金業取扱主任者」(国家資格)を置くことが義務図けられる。職員50名につき1名の配置、違反業者は100万円以下の罰金であるという。

 で、その最初の国家資格試験が、来年の6月までに実施されるらしいのだが、まだ正式なアナウンスはなされていない。本年12月か来年1月までに発表があるだろうと思われる。ちなみに、出題の根拠となる法令の基準日は、平成21年1月1日である。

 まだ試験の概要も、実施される日時もはっきりしないのだが、貸金業者にとっては一大事である。有資格者を確保できないと、最悪平成22年6月以降営業できなくなってしまう。そこで、大手資格予備校のLECが貸金業務取扱主任者試験の講座を立ち上げ、すでにDVD、WEB等で授業を行っている。今日はLECの水道橋校で、講座の説明会があったので、どんなものか様子を見に行ってみた。

 午後4時からの開始だったが、かなりの人数が集まっていた。当然のことながら、ほとんどが貸金業関係者である。講師から、まず、貸金業法改正の動きと資格試験及び資格者の配置義務化へのタイムテーブルと、同資格の国家資格化の意義に関して説明がなされた。事の発端は深刻な多重債務問題の顕在化で、それに対する金融関連諸法の抜本的改正の一環として、貸金業者が従業員に対するコンプライアンスの徹底と業務の適正な実施を担保させるべく、従来の研修方式を改め、国家資格による「貸金業取扱責任者」の設置を業者に義務付ける事となった次第であるという。

 試験の概要は、まだ正式なアナウンスは無いものの、一応

 1.受験資格・・・特になし、年齢・性別・国籍等は不問

 1.出題方式・・・四肢択一、50問前後

 1.試験時間・・・2時間程度

 1.出題範囲  貸金業法及び関連法規(貸金業法、出資法など)

           貸付・取引に係る諸法(民法、会社法、刑法など)

           利用者保護に関する法(消費者契約法など)

           財務・会計関連(財務諸表など)

 1.合格ライン・・・50問中34点ぐらい(?)

 と、いうのがLEC講師陣の読みらしい。

 試験の難易度だが、正直第1回試験を実際に実施して見ない限り、何とも言えない状況である。ただ、国家資格化の経緯などがどこか似ている宅地建物取引主任者試験に近い難易度になるかもしれない。四肢択一で出題数50問というあたりも似ている。

 まだ、不明な点が多い現段階で講座を開くLECは勇敢だと思う。実際どんな試験になるのか分からないが、興味はある。現時点で受講するつもりはまだ無いが、今後の動向を注意深く見守る事にしよう。

           

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