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エルトゥールル号

 休日を利用して、『船の科学館』へ行ってきた。小学生の時以来、実に30数年ぶりの訪問である。目的は日本・トルコ友好120周年記念企画「海が結んだ日本とトルコ」展(9月23日まで)を見るためである。 

 いまから120年前の明治23年9月16日、明治大帝への親書捧呈(オスマントルコ皇帝アブデュルハミト2世陛下より)の大任を果たし、帰国の途に就いた木造フリーゲート艦「エルトゥールル号」は不運にも台風に遭遇、和歌山県串本沖にて遭難沈没した。特使オスマン=パシャ(海軍少将)以下600名近くが犠牲になりました。生存者69名は地元串本(旧大島村)の住民たちの献身的な働きで九死に一生を得、また新聞報道で事故を知った多くの国民から義捐金や犠牲者への弔慰金が集められました。明治大帝も事故の報に心痛められ、神戸に移送された生存者のため侍医を派遣されました。

 生存者はその後、帝国海軍練習艦「比叡」「金剛」両艦に分乗し、同年10月11日日本を発ち、無事祖国への帰還を果たしました。これが両国友好の始まりとされる「エルトゥールル号遭難事件」のあらましです。

 で、それを記念した今回の企画展だったわけですが、なかなか面白い展示内容でした。入館料700円払った価値は十分ありました。

 見学後、ついでに「宗谷」(初代・南極観測船)と「羊蹄丸」(青函連絡船)も見てきました。どちらも艦船ファンには見ごたえあるものでした。

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