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シナ向け『通販生活』には、沖縄が商品カタログに載ってるのか?

 『通販生活』というカタログ雑誌の2013年春号に掲載された、「沖縄は日本から独立した方が幸せなのではないか」と言う記事が、何やら物議をかもしているそうだ。
 実際問題として、沖縄は独立国としてやっていけるのだろうか?沖縄は総面積約2276.49平方キロ。これは欧州のルクセンブルク大公国(約2586平方キロ)よりやや狭いぐらい。ちなみに世界には沖縄より国土面積が狭い国が、50くらいある。陸地面積は狭いが、海(領海及びEEZ)は広い!南北は最北端の硫黄鳥島(北緯27度52分27秒、東経128度13分35秒)から最南端の波照間島(北緯24度3分33秒、東経123度46分57秒)まで幅400キロ。東西は最東端の北大東島(北緯25度56分41秒、東経131度18分23秒)から最西端の与那国島(北緯24度28分6秒、東経123度0分17秒)まで実に1000キロ!。非常に広い領域にまたがっている。
 人口は141万2153人(平成24年12月1日現在)。これはガボン(約150万人)よりやや少ない。世界には人口が沖縄より少ない国が、やっぱり50くらいあるらしい。
 経済力は県内総生産が約3兆7211億円。90.2%が第3次産業、特にサービス業に依存し、観光業は年間4000億円稼ぐ。一方第2次産業である製造業などは弱い。
 こうしてみると、独立国としてやってくだけの規模(面積・人口・経済)は、一応あるようだ。
 では、どうやって独立するのだろうか?例えばの話、沖縄独立を求める人々がある程度の人数となり、運動が盛り上がってきたところ、政府が「一部の分離主義者の妄動は、断じて許さない!」と、強硬な態度を取ってきたらどうするのだろうか?自ら銃を取って自衛隊と戦い、日本に対し独立戦争を挑む覚悟はあるのか?話し合いや住民投票で独立できるほど、世の中甘くないぞ。「自分の手を汚すのは嫌だ」と言って、シナの人民解放軍に頼んで日本から「解放」してもらうのは、最悪の選択になるだろう。沖縄は第二のチベットになってしまう。よしんば、チベットのようにならなくても、人民解放軍は沖縄に居座り続けるだろう。そして、酔った兵士が乱痴気騒ぎを起こしたり、婦女暴行事件を起こすだろう。シナ兵がアメリカ海兵隊員より紳士的とは思えないが如何?
 もし、幸運にも穏便に独立できたとして、その後どうなるか?少なくとも、沖縄対策費3000億円や一括交付金1613億円はもう入ってこない。その上で、安全保障費(ぶっちゃけ軍事費)を自前で工面しなければならない。もし、独立後の沖縄が中立策を取るなら、スイスやかってのスウェーデンのような重武装国家にならざるを得ない。自衛隊に入隊してる沖縄出身者を呼び戻して新生国防軍の幹部とする一方、徴兵制を敷き青壮年者(20歳~30歳ぐらい)に兵役を課すことになる(良心的兵役拒否は制度として認める)。本島及び西表、石垣、宮古、久米、南大東、与論島には現役兵からなる部隊を配置する。2年の兵役を終え、予備役になった者は同時に郷土防衛隊に入り、年に1度数日間、練度維持のための訓練を受ける。自宅には制服と装備一式と小銃及び厳重に封された実包を置く。人が住む全ての島に、必ず現役兵か郷土防衛隊がいるようにしなければならない。男だけで足りなければ、女子にも兵役を課す。男女平等だもん、当然だよね。
 それにしても、製造業が弱いのが痛い!エリコンやSIG、サーブみたいな企業が無いのがつらいとこだ。それで陸上兵力はどうにかなるとしても、海軍と空軍の整備は至難だ。大型で航洋性に優れた漁船を多数徴用し、12.7ミリクラスの機銃を装備すれば即席警備艇にはなる。数さえ揃えれば、シナの漁船のふりをした海の便衣隊に対抗することは出来るかもしれない。しかし、モノホンの軍艦が出てきたらお手上げだ!空軍の方は更に絶望的。どこからか中古のF16を60機ぐらい、安くリースしてもらえればありがたいが、なかなかそうもいかない。地上管制組織やレーダーサイト、パイロットの訓練と、やることは山ほどある。いっそ最初から無人機にすべきか?また、広い国土(とくに海)をカバーするためには、ヘリコプターでは航続力が足りない。理想はティルトローター機だが、オスプレイとアグスタぐらいしか選択肢が無い。どっちを選ぶ?
 実のところ、各島に兵士を置かねばならない理由は、制海権と制空権の確保が困難だからなのだ。島にすむ青壮年者が全てマークスマンなら、有人島への上陸作戦は避けようと相手に思わせられるかも知れないので。
 自前での国防は、あまりにもコストが高いと言うのであれば、中立策はとらずどこかの国と安全保障条約を結ぶしかない。選択肢は日本かアメリカ、または日米両国。でも、それでは結局もとの黙阿弥である。独立した意味あるの?
 そんな訳で結論。「沖縄は日本から独立しても幸せにはなれない」

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