« 強風 | トップページ | 「激戦です!」 »

『巨大イカの大群に迫る』(SQUID INVATION)

 昨日、TOKYO MXテレビで『巨大イカの大群に迫る』(原題:SQUID INVATION=イカの侵略)という番組を観た。アメリカアカオオイカ(Dosidicus gigas)別名フンボルトイカ(Humboldt squid)と言うイカが、大量発生してるのだと言う。
 このイカ、体重は大きいもので50㎏、食(触)腕を伸ばすと1.5mを超える大型のイカである。もともとカリフォルニア湾に住んでいたものが、近年アラスカからチリ沿岸まで生息域を拡大中だと言う。これが他の魚を食べてしまうため、漁業関係者は困っているらしい。研究者(元、海軍の潜水士)は、海中で何度もこのイカに「齧られた」そうで、サメ用と思われる特製のスーツを着て潜水し、撮影していた。映像では、体重50キロのイカが魚雷みたいな勢いで体当たりをかけて来るため、相当難儀していた。その上、吸盤には鋭い歯があり、口はオウムのくちばし並みの大きさで、噛り付いてくる!知能が高く群れで行動し、体色を高速で変化させることで「発光信号」を送ってコミュニケーションをとっているらしい。「人喰いイカ」とも言われていたが、実際イカ釣り漁船が操業中転覆し、海に投げ出された漁師2人が喰い殺されたと言う!遺体は、遺族にも判別できない状態だったと言うから、ピラニア並みに恐ろしい奴だ。イカ漁も命がけである。
 大量発生の理由だが、地球温暖化に伴う低酸素海域の拡大や、人間がサメやマグロなどの天敵を乱獲したことなど複数の要因が絡まっているそうだ。『恐怖!人喰いイカの侵略』などと言うと、B級ホラー映画や怪獣映画のタイトルみたいだが、漁業資源を喰い荒らす上に、実際人死にが出てるとなると、穏やかではない。番組では、やたらイカの侵略振りを強調していたが、イカの攻撃シーンは確かにパニック映画のようだった。ただ、多分にイカやタコを「デビルフィッシュ」視する文化的な影響もありそうだ。

|

« 強風 | トップページ | 「激戦です!」 »

映画・テレビ」カテゴリの記事