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2013年7月

ヴァイマル憲法 Weimarer Verfassung

 第一次大戦後に成立したドイツ共和国(ヴァイマル共和国)の憲法。正確にはドイツ国憲法 Die Verfassung des Deutschen Reichsと言う。
 制定当時は民主的かつ斬新な憲法であったが、内在する欠点(大統領に憲法停止を含む非常大権を認めるなど)と、戦後ドイツの異常なインフレによる国内の混乱などあって、折角の高邁な理想も活かし切れないまま無力化、ナチス国家社会主義ドイツ労働者党 Nationalsozialistische Deutsche Arbeiterpartei NSDAP)の台頭を許すことになる。
 1933年3月23日、ヒトラー(首相)の提出した「全権委任法」(民族及び国家の危難を除去するための法律 Gesetz zur Behebung der Not von Volk und Reich)が可決された結果、議会(立法府)の立法権がヒトラーの政府(行政府)に移譲され、いかなる法律(憲法に抵触するものも)をも政府が自由に制定できるようになり、ヴァイマル憲法は完全に有名無実の存在となった。ただ、廃止されたわけではなく、第二次大戦後、西ドイツ基本法が制定されるまで形式的には存続していた。

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海江田氏は、いつまで民主党代表の地位に安愚楽をかいているのか?

 あぐらというより、針の筵かな?あるいは既に羅針盤に体を縛り付けて、船(党)と運命を共にする覚悟ができているのかな?

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自衛隊を「第2海兵隊」化して、アメリカに差し出すつもりか?防衛大綱中間報告

 正直、アメリカ海兵隊の様な装備は必要ない。日本が手本とすべきは米海兵隊よりSBSのような特殊部隊だろう。その種の部隊はもう存在してる。既存の部隊の強化のみで、島嶼防衛は可能だ。尖閣防衛に限れば、さっさと常駐部隊を置けばいい。某国に占領されてから海兵隊化した自衛隊が奪還に行くなんてナンセンスだ

防衛大綱中間報告 防衛省 http://www.mod.go.jp/j/approach/agenda/guideline/2013_chukan/20130726.pdf

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驟雨、来たりなば

 帰りに雨に見舞われた。なんとか本降りになる前に家にたどり着けたが、直後に凄い豪雨と雷となった。聞くところでは、隅田川の花火大会も中止になったとか。どうにも優しくない天候だ。ただ、夜涼しくなったのだけは、ありがたい

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判例研究 「国際海上運送する船舶(便宜置籍船・パナマ籍)が公海上を航行中に事故が発生した場合の準拠法」(東京高裁平25年2月28日判決)

※この記事は「判例時報」平成25年6月1日号(№2181)3頁~64頁による。

 本件は、神戸からロッテルダムへ向け航行中だったコンテナ船が、地中海(公海上)において、船倉内に積み付けられたコンテナ中の化学物質(ジアゾ系、自己発熱性物質)が反応を起こして高熱と煙を発生、事故への対処として船倉内に散水等を行った結果、船体と積み荷に損傷が発生したことにつき、原告X(裸傭船者、貨物の荷受人、損害保険会社等)らが被告Y(上記化学物質の貨物の荷送人)に対して、損害賠償請求を行ったものである。

 事故は次のようにして発生した。

 事故を起こしたコンテナ船は、平成16年9月28日、神戸港を出港。問題のコンテナは神戸港にて同船に積み込まれたが、その際「危険物船舶運送及び貯蔵規則」(以下「危機則)に定める危険物積載を示す標示等は無かったため、一般貨物として甲板上ではなく、第三船倉の下層、左舷第三燃料油タンクに僅かな空隙(10~15センチほど)を隔てて側面と底面が密接するように積み付けられた。
 同船はシンガポール等へ寄港後、スエズ運河を通過し地中海に入った。
 地中海を航行中の平成16年10月17日午後5時ごろ、左舷第三燃料油タンクの加熱を開始。これは同燃料油タンクが喫水線下に位置し、海水により冷却されていることと、同タンク内の燃料油が粘性の強い(流動点摂氏35度以上)もので、油送管を通して機関室に送るには最低でも40度~45度まで加熱する必要があったためである。
 10月19日午後11時55分ごろ、問題のコンテナが積まれた第三船倉内の煙探知機が警報を発し、発煙と温度上昇が確認された。これが本件事故の発生時刻とされる。その時同船は、地中海の公海上を航行中だった。
 船長は船倉を密閉し二酸化炭素ガスを放出し、更に海水スプリンクラーを作動させ海水を散水した結果、20日午前11時ごろ、発煙は認められなくなり、温度も低下した。

 本件裁判における争点は11に及ぶ。うち、主な争点は「本件の準拠法」(争点一)、「貨物の危険物該当性」(争点ニ)、「事故原因」(争点三)、「失火責任法の適用の有無」(争点四)、「Yの過失の有無」(争点五)の五つである。
 本件の準拠法に関して、Xは日本法が準拠法になると主張し、Yは旗国法であるパナマ法が適用されると主張した(日本法も累積的に適用されるとも主張。)。実は第1審である東京地裁での判決(平22・7・27判決)では、この件は争点ではなく、控訴審になって新たにY側から出された争点である。第1審では、Yも日本法の適用に対し、特に異議を出さなかった。
 では、なぜ控訴審になって準拠法が問題になったかと言うと、「消滅時効の成否」(争点十一)が絡んでくるからである。実は、本件に旗国法であるパナマ法が適用されるとなった場合、パナマ民法1706条によれば、不法行為に基づく損害賠償請求権は、「被害者が損害を知った時から一年で、時効により消滅」する。つまり、Y側としては、もし不法行為責任が認められた場合でも、原告(控訴人)Xの請求を「時効でチャラ」にするつもりで、準拠法を争点に持ち出したと思われるのである。
 この件をややこしくしているのは、事故を起こしたコンテナ船がパナマ船籍であること、事故が発生した海域が公海上であること、訴訟関係者に外国法人を含むこと、事件発生が平成16年10月19日で、改正「法の適用に関する通則法」(施行、平19・1.1)の施行日前であり、旧法が適用されることである。
 旧法令によれば、本件の準拠法は旧法11条1項により「不法行為に因りて生ずる債権の成立」の「原因たる事実の発生したる地」(結果発生地)の法律となる(本文は漢字カナ交じり)。しかし、「結果発生地」が公海上であるため準拠法とすべき法律が無い。
 このような事情につき、原告(控訴人)側は、外航船舶は各国の領海若しくは公海上を航海するものであって、どこでどのような海難・事故等に遭遇するか分からない(予見性)。事故発生地を準拠法決定の連結点とするのは、当事者の予測可能性を害する。むしろ、当該事実関係と最も密接な関連性のある地の法律を適用すべきである。関係者のほとんどは日本人若しくは日本法人であり、問題のコンテナの積み込みも日本(神戸)で行われている。裸傭船者である控訴人NYKはパナマ法人だが、同社は日本郵船株式会社の子会社であり、日本郵船との間で定期傭船契約を結び、事故のあったコンテナ船を日本を基点とする海上輸送サービスに投入していたこと、上記定期傭船契約の締結地も日本(東京)であり、同契約上の仲裁約款では、東京の社団法人日本海運集会所を仲裁人とする旨記載されていること、東京地裁における第1審では被告(被控訴人)側も日本法の適用を認めていたこと等々を理由に挙げ、「本件の準拠法は日本法である」と主張した。
 これに対し、被控訴人Y側は「本件事故は本船上で発生しており、本船は事故発生時に公海上を航行していたから、本件事故に係る不法行為の準拠法は本船の旗国法であるパナマ法」である旨主張し、「本件事故に係る不法行為の準拠法はパナマ法である。ただし、旧法例11条2項により日本法も累積的に適用される。」とした。
 両者の主張に対し判決は、原則的には事故発生地(結果発生地)の法を準拠法とする立場をとりつつ、事故が公海上で発生したことにより準拠法が存在しない事情を鑑み、「条理」により、「本件事案と最も密接に関係する地の法を準拠法として選択すべきである」とした。
 その上で、「本件事故は国際海上物品運送を行う本船が日本を出発地とする定期航行中に本船に積載された本件各貨物が原因となって発生したものであり、本船に関する物権の得喪変更が問題になるものではなく、国際海上物品運送を行う本船の運行上の安全に最も密接に関係する地が本件事件に係る不法行為と最も密接に関係する地であると解するのが相当であるところ、本件各貨物が本船に積載された地は日本である。また、本件事故により損傷を受けた他の荷物も全て日本で積載されたものである。」
 「本船の裸傭船者である控訴人NYKはパナマ法人であるが、日本を本拠地として活動してる日本郵船(日本法人)の関連会社であり(以下略)」
 「原審において、被控訴人を含む当事者全員が、準拠法が日本法であることを争わずこれを認めており、このことを前提に主張立証が行われた。このこと自体は準拠法を決定する上で法的拘束力を有するものではないが、当事者全員が本件事案と最も密接に関係する地は日本であると考えていたことは、準拠法を決定する上でも参考になる。」とし、以上の事情から「本船の運航上の安全に関する有する地は日本であると認めるのが相当である。」とした。
 一方、被控訴人Y側の主張に対しては、「確かに、公海上における船舶衝突の場合には不法行為地の法は存在せず、船舶衝突の不法行為と最も密接な関係があるということができるのは船舶自体であり、その旗国法が準拠法となるのが原則であるということができる。しかし、海上物品運送のため公海を航行中の船内で事故が発生した場合には、公海上における船舶衝突のように船舶自体よりも、海上物品運送を行う船舶の運航上の安全に関する事柄の方がより当該事故と密接な関係があるということができるのであり、この見地から、上記のとおり本船につき締結されている定期傭船契約の契約地が日本であること、本件各貨物が本船に積載された地が日本であることなどの諸事情を考慮すれば、本船の旗国法がパナマ法であることや裸傭船者であるNYKがパナマ法人であることを考慮しても、上記のとおり、本件事故は本船が日本を出発地とするアジア~欧州間の定期航路を航行中に発生したものであるのに、控訴人NYKは、少なくとも本船の運航に関してパナマ共和国を本拠として活動していたというような事実は認められず、その他、本船の旗国法であるという意外に、パナマ共和国と本船の運行ないしその積荷及びこれを原因とする本件事故との間に何らかの関係性があることをうかがわせる事情は見当たらないことから、パナマ共和国より日本の方が本件事故に係る不法行為とより密接な関係がある地にあたるというべきである。」とし、結論として「本件事故に係る不法行為の成立及び効力に関する準拠法は日本法と解するのが相当である。」と判示した。
 なお、本件の準拠法が日本法となったため、争点十一のパナマ民法による消滅時効の適用は否定され、同争点は「判断する必要がない」とされた。 

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「わさび丼…想像がつかない」 孤独のグルメ第3話

 冒頭、伊豆半島を南下する伊豆急行2100系黒船電車。車上の人は十津川警部ならぬ井之頭五郎(松重豊)。桜で有名な河津でおり、バスに揺られて湯ヶ野まで。国民宿舎・かわづでクライアントと会い、持参したサンプルを見せる。あっさり仕事を終えた五郎さん、小腹が空いたので、近くの七滝茶屋で一服する。イチゴのスウィーツに力を入れてるらしい同店(他に猪鍋!)、クラッシュドストロベリー(630円)を注文する。凍らせたイチゴを砕いて器に盛り、アイスクリームと生クリームをのせてイチゴソースと生イチゴでトッピングしたデザートを堪能する。その後、河原を散策し、河津七滝(大滝、出合滝、カニ滝、初景滝、蛇滝、エビ滝、釜滝の総称)の一つ、初景滝へ行く。伊豆の踊子像の元、滝つぼから発散するマイナスイオンをたっぷり吸った五郎さん、そのせいかあらねか「腹が減った」。飯を求めて店を探す。見つけた店は「わさび直営・わさび園かどや」。メニューの中に わさび丼・生わさび付き(400円!)を発見し、早速注文する。出てきたのは丼ご飯の上一面に鰹節をトッピングしたもの。自分でおろした生わさびと醤油をたらし、よく混ぜて食べる。付け合わせに、わさびのり、わさび味噌、わさび漬、わさびの茎の三杯酢漬がつく。素材のわさびの味が勝負のシンプルな逸品である。すっかり気に入った五郎さん、珍しく同じわさび丼を注文する。すると、店のオヤジに気に入られ、わさびのうんちくを聞かされる。これには五郎さん、いささか迷惑顔であった

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19,500トン型護衛艦1番艦(22DDH)の進水式、8月6日の予定。

 平成22年度計画護衛艦(22DDH)の進水式(兼命名式)が、来月6日に挙行される予定。場所はジャパンマリンユナイテッド株式会社の磯子工場。
詳細 http://www.mod.go.jp/msdf/formal/info/news/201307/071601.pdf
 本艦は基準排水量19,500トンの大型艦、ひゅうが(DDH-181)いせ(DDH-182)に続く全通甲板型ヘリコプター護衛艦である。気になる艦名だが、一部で「いずも」(旧国名・出雲から)という話が出てる。

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庵野氏で正解だったと思う。映画『風立ちぬ』

 『風立ちぬ』を観てきた。正直、ストーリーは破綻しかかっていた。原案となったホビー雑誌の連載記事を読んでないと、分け分からないかもしれない。子供には理解できないかも。だがしかし、泣ける映画だった!試写会で宮さんが不覚にも泣いてしまったと聞いたが、私もラストで泣いた!嗚呼、年甲斐もない
 主人公・二郎の声を声優でも俳優でも無い庵野カントクがアテていたが、これは成功だったと断言できる。ベテランの声優や芸達者な俳優を起用したら、演技の巧さが却って作為的すぎて合わなかったと思う。
(次回作の主人公は、押○守起用か?)

 ついでに『SHORT PEACE』も観た。この作品は、4つの短編のオムニバス構成になっている。
第1部 「九十九」(←パソコンショップではない)
     嵐の夜、古い祠で雨宿りをする男が怪異に遭遇する。
     テーマは「物を大切に」
     男の器用さが印象的。
第2部 「火要鎮」
     振袖火事と八百屋お七がモチーフ。
     テーマはズバリ「火の用心」
第3部 「GAMBO」
     この作品のテーマは難しい。
     ヒントは登場人物の一人(野伏せり)がキリシタン
     らしいことと、坊主の存在。
     白クマの正体が分かれば、謎はとけるかも。
第4部 「武器よさらば」
     テーマも多分同じ。
     あまりと言えば、あまりのラスト。
     劇中、2種類のUAV(無人飛行機)が出てくる。
     1つは全長2メートル前後ぐらいで、監視と爆撃用。
     もう1つは模型機サイズで人が手で飛ばす。
     どちらも米軍が既に実戦で投入して「戦果」も
     挙げてる機種に近い形状。
     他に、地上走行型ロボットも(4輪駆動)登場。
     リアルな描写が光る。

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創業百年!岩波書店、「六法全書」の刊行終了。

 岩波が六法全書の刊行を、平成25年版で終了すると言う。法律書の売れ行きが良くないからだそうだ。
 そう言えば数年前、書泉という結構大きな書店に法律書を買いに行ったら、法律書のコーナーそのものが無くなっていてビックリさせられた。理由まで聞かなかったが、やはり売れ行きが良くないせいだったのか。

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今週は戻り梅雨か

 天気予報によると、今週は天気が崩れるそうだ。太平洋高気圧が後退し、代わりに(梅雨)前線が下がってくるとか。おかげで暫く酷暑から解放されそうだが、今度は水害が気になる。やさしくない天候だ

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ねじれ解消

 参議院は良識の府としてのチェック機能を果たすのではなく、もっぱら野党が与党の足を引っ張る政争の場であったが、今回の選挙の結果でその状態が解消されそうだ。滞ってる案件をどんどん進める事が期待される。特に、震災と原発事故で苦しむ被災地の復興は、加速度つけて進めてほしい。
 小沢の生活費を稼ぐための党難破船民主党から逃げ出したネズミたちの作った党が全滅したのは、当然すぎる結果だ。維新の会とみんなの党がもう少し議席を伸ばせばよかった。

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沖縄風焼きそば

 夕食に沖縄風焼きそばを作って食べた。そばとスープの素は、越谷レイクタウンのわしたショップで買った、(株)サン食品の本場沖縄そばと、(有)アワセそばの沖縄そばだし(濃縮タイプ)を使用した。

材 料 そば1玉(200g)、ポーク(スパム)100g、ニラ1把、
     エノキ1パック、ニンニク2片、スープの素大さじ1、
     塩コショウ適宜、水大さじ3、紅ショウガ適宜、鰹節
作り方 ニンニクはスライス、スパムは細切り、
     ニラ、エノキは適当に切る。
     フライパンに油をひき、ニンニクを低温から炒める。
     スパム、野菜も加え、炒める。
     そばは湯通ししてからフライパンに加える。
     スープの素大さじ1、水大さじ3を加え、
     蓋をして蒸し焼きにする。
     塩コショウして出来上がり。
     お好みで紅ショウガと鰹節をトッピングする。

ケチャップを使うより、こちらの方がシンプルで好みだ
       

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仮称・広島LINE殺人事件、又はグルチャ殺人事件。

 謎が多い事件(現時点では、死体遺棄事件)だが、なによりLINEでのやり取りが方言丸出しなのに驚かされた。供述によれば「首を絞めて、首の骨を折った」そうだが、必殺仕事人か?女の細腕でできるのか?全くもって謎だらけだ

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次期海上保安庁長官は現場からの昇格。

 ニュースによると、政府は次期(第43代)海上保安庁長官に、佐藤雄二・海上保安監(59)を内部昇格させることを決定したと言う。本年8月1日に発令される。現場から生え抜きの昇格は、海上保安庁開設以来初めてのこと。従来は国交省(旧運輸省)キャリア組の指定席だった。尖閣周辺海域へ侵入を繰り返すシナ公船を睨んで、現場の状況が良く分かってる人物を長官とすることで、対応力と現場の士気を向上させる狙いがある。安倍総理の肝いりとも。
 歴代の海上保安庁長官は、退任後衆議院議員から労働大臣にまで上り詰めた初代長官・大久保武雄氏や、運輸省事務次官に昇格した11代・佐藤光夫氏を除くと、ほとんどが退任後に省を依願退職し、関連企業や公団、協会等に天下っている(1人、参議院から県知事になったものあり)。これでは、キャリア組にとって、海保長官職は官僚としての「上がり」である。トップがこれでは士気が上がりにくいし、官界における海保の地位も向上しがたい。今回の人事をきっかけに、このあたりの困った慣習を打破して、海保の強化を図ってもらいたいと思う。
 

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「豚、豚、豚、豚、豚・・・そう来たか」孤独のグルメ第2話

 冒頭、京浜急行・日ノ出町駅に降り立つ五郎さん。外は生憎雨、駅前の地図を確認する。「野毛山動物園」に興味を持った五郎さん、ちょっと歩いてみるかと歩いて行くと、飲み屋の集合体に遭遇する。都橋商店街である(確か、『アド街』に出た事あった)。そこで携帯にクライアントから電話、アポの時間を勘違いしたと、あわてて目的地へ。待ち合わせは横浜愛犬高等美容学園というトリマーの養成校らしきところ隣のウェスタンケンネル(併設?)。多数の犬にたじろぎつつ中へ入ると、クライアントは行き違いで急用のため外出という意外な事態。帰るまで待つ間、コーヒーと一緒に出されたのが犬の顔型シュークリーム「シロの生シュー」。近くの店(手づくりのケーキ プチ)の人気スウィーツだと言う。その後、帰って来たクライアントと漸く商談となる。「横浜らしい海外ブランド」という漠然とした注文を受け、検討を約して外へ。「動物園にでも行って考えるか」と、地図を思い出しながら歩き出す五郎さんの前に、急な坂が立ちふさがる!苦労して坂を上るが疲れた上道に迷う。へばった上に腹が減ったので、行き先を飯屋に変更。すると、の文字がたくさんある謎の看板発見!店の名は中華料理・第一亭。カウンター席に座って品定め、現役で働く黒電話に感心しつつ御品書を見る。見れば豚肉各部そろい踏み!サンマ―麺や焼きビーフンにこころひかれながらも、「タン、ホルモン、チート」を注文する。注文を待ってると、常連らしき男(不破万作)がカウンターへやってくる。この男が頼んだ「パタン」という謎の注文に興味を覚える五郎。そこに注文の品が運ばれてくる。タン、ホルモン、チートに白いご飯とスープのセットである。まず、チート(豚の胃)しょうが炒めに挑戦。「おいおいこのブタ、とんでもないぞ!」、どんどん箸が進む。「飯とホルモンと俺、この三角ベースを廻り続けたい」、「いいぞ、いいぞ、オール豚肉総進撃だ!」(←特撮映画か)と、謎の五郎語録とともに食事は進む。と、気になっていた例のパタンが常連さんの所に出された。見れば焼きそばの様である。もともとまかない料理だと言う。ニンニクがむちゃくちゃ乗ってる、野毛のぺペロンチーニである。具はニンニク、そのニンニクを中華包丁で潰す時「ぱたん」と音がするのが由来だと。そのまま食べて良し、スープにつけてつけ麺風に食べるもよし。「これはいいものを知った」と、大満足の五郎さん。完食後、一服やりつつ「野毛、恐るべし。横浜深い」と一人ごちる五郎であった。

 この作品、個人事業者の仕事ぶりを描く点でも興味深い

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今日は何の日?「ひめゆりの塔事件」(昭和50年7/17)と礼拝所不敬罪(刑法188条1項)

 1年365(366)日、毎日が何かの記念日である。目出度い記念日もあれば、不幸な記念日もある。今から38年前の今日、沖縄県糸満市で発生したのが「ひめゆりの塔事件」。沖縄解放同盟準備会(←解放が聞いて呆れる!)の構成員2名と共産主義者同盟戦旗派構成員2名、計4名の新左翼系ゲリラによる、皇太子明仁殿下及び美智子妃殿下(当時。現、天皇皇后両陛下)に対するゲリラ事件である。
 事件の概要は、折から『沖縄国際海洋博覧会』(会期:昭50・7・20~昭51・1.18)開催に合わせて沖縄を訪問された皇太子殿下御夫妻(当時)が、ひめゆりの塔に献花の為訪れると知った左翼のろくでなしどもが襲撃を計画。攻撃は二段階用意され、第一の襲撃は白銀病院において(投石等)、第二の攻撃はひめゆりの塔で行われた(火炎瓶攻撃)。幸い、両殿下は無事で犯人は現行犯逮捕されたが、そのうちひめゆりの塔での襲撃犯が問われたのが「礼拝所不敬罪」という珍しい罪名。

刑法第二十四章 礼拝所及び墳墓に関する罪

第188条(礼拝所不敬及び説教等妨害)
①神祠、仏堂、墓所その他の礼拝所に対し、公然と不敬な行為をした者は、六月以下の懲役若しくは禁錮又は十万円以下の罰金に処する。
②説教、礼拝又は葬式を妨害した者は、一年以下の懲役若しくは禁錮又は十万円以下の罰金に処す。

 検察は「殺人未遂」での立件を考えていたのだが、不逞の輩どもは「皇太子暗殺」までは計画してなかったとのことで、火炎瓶処罰法違反と上記礼拝所不敬罪での起訴となったそうである(火炎瓶投げつけておいて「殺意無し」とはね)。裁判の結果、病院襲撃犯は懲役1年6月、ひめゆり襲撃犯は懲役2年6月。

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排水量とトン数の話

 船の大きさを表す指標として、軍艦では「排水量」、商船等では「トン数」が用いられる。両者の違いについて、雑誌『Securitarian』(防衛弘済会)の記事から引用する。

以下引用

排水量(displacement) 
 軍艦の大きさ(重さ)を表す方法で、軍艦をそのまま秤に載せて計った場合の重さに相当する。排水量とはその字が示すように、船を水に浮かべたときに、水中に沈んだ部分(喫水線以下の船体部分)が排除した水の体積を意味する。アルキメデスの原理により、この数字を水の比重で換算した値(そのため、海水では真水よりも若干大きくなる)がその物体の重さになる。海上自衛隊や旧海軍、世界各国海軍の艦艇の大きさ(重さ)は排水量で表すのが共通の慣例となっている。

総トン数(gross tonnage:GT)
  客船や貨物船の大きさを表す数字で、船の構造上閉鎖できるすべての空間の容積(V)から、V×0.2+0.02+log(V)という計算式で求める。つまり、その船の閉鎖可能な空間がどれだけあるかという値で、船そのものの重さを表すものではないが、登録税、関税、入渠時の手数料などの基となる。非常に粗い目安でいうと、総トン数の40%程度の数字がその船の排水量、つまり実際の重さになる(5万総トンの客船なら、実際の重さ=排水量は約2万トン)。100立方フィート(2.833立方メートル)がおよそ1トンになる (中略) 海上保安庁の巡視船艇は、船の構造が軍艦様式よりも商船様式に近いせいか、大きさを総トン数で表している。従って、6000トンの巡視船の排水量は2400トン程度である。

載貨重量(dead weight:DW)と純トン数(net tonnage:NT)
 載貨重量とは各種ある喫水線のうち、夏季満載喫水線状態の排水量と軽貨状態排水量との差であるが、要するに積める貨物の重さで、タンカーや小麦、石炭などのバラ積み船の貨物を搭載できる量を示す。純トン数は貨物搭載場所の容積、乗客の数から得られる必要空間などの数字を基に計算される値で、同じ船でも総トン数より小さい値となる。その船が上げる収益に対する課税や手数料計算の基になる。このほか、パナマ運河、スエズ運河を通過するときの課金計算の基になる運河トン数(cannal tonnage)などもある。」 以上、引用終わり。
(出典:『Securitarian』2006年7月号(532号)45頁、解説:江畑謙介 ※註、太字下線は高橋による)

ついで、基準排水量その他のついて
以下、また引用
基準排水量(standard displacement)
 海上自衛隊艦艇の大きさを表す公表数値として使われているが、基準といいながら排水量の計算で最も国際的なバラツキがあるのがこの基準排水量の計算方式である。 元は1922年に締結された史上初の国際軍縮条約であるワシントン(海軍)軍縮条約の交渉に当たって、それまで各国の軍艦の大きさを表す方法がまちまちなため、条約締結国の軍艦(ワシントン条約では戦艦と航空母艦)保有量をトン数で決める事ができ難かったことから、条約をまとめる目的で新たに設定された排水量計算式であった。燃料、真水、弾薬、食料など、所定の搭載品を最大限搭載した満載排水量から、燃料と真水を除外した状態の重さを英トン(2240ポンド=1016㎏)で表した数値だが、これでは船は動けないので、実際上の意味は無い。
 海上自衛隊の基準排水量とは、このワシントン条約の基準排水量からさらに弾薬や食料、乗員の重さを引いたもので、既定の搭載装備(※高橋註;この搭載装備を規定しているのが、昭和53年2月18日に制定された「水上艦船搭載物件配分標準」という海自の内規と思われる。詳細は不明)は持つが、消耗品や乗員は含まない重量(メートル・トン=1000㎏)を示し、「建造排水量」の概念に相当する。純粋な船としての重さを意味するが、行動(作戦)可能状態を意味するものではない。水に浮いている実際の状態では、これよりずっと大きな数値で、7250トンのイージス護衛艦(※高橋註;こんごう型DDG)なら1万トン前後になる。

満載排水量(full load displacement)
全ての装備を持ち、燃料、水、食料などの消耗品を計画最大値まで搭載し、人間が乗った状態の値で、その船のほぼ完全な状態と能力を示す。現在、世界の海軍の多くは満載排水量を、艦艇の重さを表示する基準値としている。

常備排水量(normal displacement)
 全ての装備を持ち、燃料は計画最大値の4分の1、弾薬は4分の3、真水は2分の1を搭載している値で、軍艦が戦闘を開始する状態に相当するとして、ワシントン軍縮条約まではこの値が設計の基本とされる場合が多かったが、非現実的な想定であるとして使われなくなった。

公試排水量(trial displacement)
 全ての装備を持ち、弾薬は最大量を、燃料、真水、食料の3分の2を搭載した状態で、旧海軍では設計の基本とした。海上自衛隊の艦艇もこの状態を常備状態として設計の基本とする。

軽貨排水量(light displacement)
 全ての装備を持ち、乗員は乗り組んでいるが、弾薬を含む消耗品を積んでない状態。

 このほかに、戦闘(状態)排水量、潜水艦の浮上(状態)排水量、」潜航排水量などがある。」以上、引用終わり。
(出典:「『Securitarian』2006年8月号(533号)、解説;江畑謙介、※註;文中の下線太字は高橋による)

※英トン=2240ポンド=1016㎏
 米トン=2000ポンド=907㎏
 メートル・トン=1000㎏

 基準排水量とは、ワシントン軍縮会議(1922年)に際し、各国ごとバラバラだった排水量の計算を統一する「基準」(standard)として作られたものでした。
 軍縮会議とは、通常敵対国同士で行うものです(米ソ交渉)。同盟国同士なら、「軍縮」より互いに「もっと国防に努力を」求める(軍事力増大)ものです。この会議に集まった主要国は、英、米、日、仏、伊と、第1次大戦では同じ陣営で戦った戦友同士でした。それが、第1次大戦終結からわずか数年で「軍縮会議」を開くと言う事は、この段階で既に新たな対立構造ができつつあったということです。また、ワシントン及びロンドン会議によって「海軍休日」(建艦休止)となることが世界恐慌の引鉄ともなりました(造船業は裾野が広い!)。やがてそれは第2次大戦へと続きます。軍縮会議が新たな世界大戦を惹起する一因となるとは、歴史の皮肉です。
 現在世界は満載排水量を基準値とする国が多いですが、海上自衛隊は相変わらず基準排水量を使っています。それも、昭和53年以降は日本独自の計算法に拠っているようです。こんなところにも「ガラパゴス化」が…

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暑さで発狂したか?管直人が安倍総理を提訴。

 自身の政治団体を通じて北朝鮮の息のかかった団体に6250万円貢ぐ一方、在日韓国人から政治献金104万円を受け取った過去のある男、管直人(元総理・民主党政権下)が安倍総理を名誉棄損で訴えたと言う。管の言い分によれば、安倍総理が野党時代、2011年5月20日のメルマガで、福島第1原発に関して「海水注入を止めたのは管総理」と名指しで批判し、辞任要求したのが名誉棄損に当たるんだそうだ。いまさら何を言ってんだか
 

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意外と

 今日は意外と凌ぎ易い一日だった。気温は確かに高いのだが、昨日一昨日に比べれば楽だった。日中扇風機を止めても平気なぐらい。ありがたいことだ。

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海の日と明治丸

 今日は「海の日」で休日。現在では7月の第3月曜日となっているが、本来は7月20日が「海の日」であった。今から137年前の明治9年7月20日、折から東北地方を巡幸中であられた明治大帝が帰途、灯台視察船明治丸で横浜に無事到着されたのがその由来で、その後昭和16年に「海の記念日」に指定されました。そして、平成8年から「海の日」として国民の休日になったのですが、平成15年の祝日法改正で現在のようになりました(記念日の意味無ェ~!)。
 明治大帝の御召船となった明治丸は、現在東京海洋大学(東京都江東区越中島2ー1-6)に保存されています。

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謎、埼玉県加須市の路上で鳥142羽が不審死?!

 ニュースによると、加須市で鳥が多数死んでるのが見つかったと言う。ムクドリと雀が多いという。死因は今のところ不明。鳥インフルエンザは一応陰性。農薬等の影響でも無いと言う。不気味な話である。これも猛暑の影響か?

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海自が海開きに訓練支援艦を派遣?!

 テレビニュースを見て仰天した!茨城県・大洗の海開き(大洗海開きカーニバル)に、なぜか海上自衛隊の訓練支援艦てんりゅう(ATS-4203 基準排水量2450トン)が参加していた。マストの四囲にフェーズドアレーレーダーを装備してるのが特徴的だ。他にも、陸上自衛隊の最新鋭戦車10式戦車の展示や儀仗隊の姿もあった(暑い中、御苦労さまです)。新鋭の10式もいいけれど、どうせなら土浦の武器学校から八九式中戦車(乙)や三式中戦車チヌを持ってきて、展示してもらいたかった。特に八九式には自走して欲しかった

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轟先生(※アワモリ君もカバ山君も出てきません)

 轟先生、フルネームは轟剛。『銀の匙Silver Spoon』(荒川弘、小学館)というマンガに出てくる体育教師。日本人離れした(プロイセンの将軍みたいな)風貌及び体格の持ち主。この原作漫画がアニメ化されて、深夜アニメとして放映されたのですが、轟先生の声を先日(6月13日)逝去された声優・内海賢二さんが演じておられます。これが遺作となってしまいましたが、とても死期が迫った人の声とは思えません。内海氏自身はオンエアーを見る事は無かったのに、「声」だけは生きてると思うと、改めて深い喪失感を覚えます

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速報:高校野球埼玉県大会 越谷北×草加南

 越谷市民球場第1試合、越谷北は4回裏1点を先制するも、草加南は6回表に1点返し同点。その後7.8回に1点、9回にはダメ押しの2点を挙げ計5点。越谷北は1点どまりで5×1で敗北した。
 我が母校、越谷北高校は1回戦で惜しくも敗退…む、無念

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井之頭五郎 今夜も食べる!『孤独のグルメ』Season3

 個人営業の輸入商である中年男が、仕事先でふらっと入った店でひたすらものを喰う、異色のドラマ『孤独のグルメ』がまた始まった(テレビ東京 水曜23:58~)。なんだかんだでSeason3、結構人気シリーズだ。
 今回五郎さん(松重豊)が訪れたのは、東京の赤羽。朝一の商談は、フルーツパーラー(プチモンド)で待ち合わせ。商談後、まだ朝食を摂って無かったので、そのまま店でフルーツサンドを注文。遅めの朝食とする。おじさんにはハードル高そうな注文だが、甘党らしい(酒は飲めない)五郎さんは躊躇しない。
 その後、もう一件商談を終えた後、空腹を満たすため飯屋へ向かう!OK横丁という変な通りを進み、入った店は鰻・鳥料理の川栄(創業67年!)。うなぎ、今や庶民にとっては、高根の花だ(うな重並で3100円!)。メニューを見て珍しいほろほろ鳥料理に心ひかれた五郎さん、ほろほろ鳥の刺身たたき盛り合わせと串2本、ほろほろスープとうなぎのオムレツ(!)を注文。相変わらずの健啖家ぶりである。隣の席では男(石倉三郎)が、うなぎの白焼きをアテに昼間から手酌で一杯やっている(五郎さん曰く、「落語だな」)。〆にはうな丼を頼みかっ込む。鰻と白いご飯、まさに最強タッグ!「最強線(埼京線)、胃袋行き快速」と、変なコメントとともにうな丼を胃に送り込み、見事完食!付け合わせの奈良漬けにほろ酔い加減(アルコールに弱いので)になりつつ、店を後にするのであった。
 う~ん、うなぎ食べたい

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「船員の常務」(東京高判平25.2.6)

 「判例時報2181号」判決録(65~76頁)より 
 平成20年2月29日、瀬戸内海・音戸の瀬戸を南下(南航)中の貨物船が、同航路を台船を曳航しつつ北上(北航)してきた引船と同瀬戸最狭部(可航幅約60m)で行きあい、台船を回避しようとして右に大転舵後、護岸に衝突する海難事故が発生した。
 広島地方海難審判所は、平成21年3月17日に、貨物船側に戒告する旨、引船側の所為は海難発生の原因と成らい旨、裁決した。これを不服として貨物船側は第二審を請求、海難審判所は平成23年5月31日、貨物船側及び引船側双方に過失ありとして、いずれをも戒告する旨の裁決を出した。理由は、両船とも音戸の瀬戸の最狭部で行きあう事を回避しなかったことが海難発生の原因であること(双方に注意義務違反の過失あり)。前審ではおとがめなしだった引船側には、「余裕のある時期に音戸の瀬戸水路を見通すべき注意義務に反する職務上の過失」があったとして、戒告した。
 上記審判の裁決を不服とする引船側が、「本件海難は引船側の過失で発生したものではない」旨主張して、「裁決の取り消し」を求めて起こしたのが、本件裁判である。原告は引船側、被告は海難審判所長、被告補助参加人として、貨物船側船長。被告側は本件海難を発生させた原告側の過失として、「①余裕のある時期に音戸ノ瀬戸水路を見通すべき注意義務違反のほか、②設置されているライブカメラ等により見張り義務を行うべき注意義務違反を」主張、原告は反論として「海難は貨物船側の一方的過失によるもの」と主張して、自己の過失の有無を争う態度を示した。
 判決は「棄却」(平25・2・6第一特別部判決)。
 詳しい経緯は「判例時報」に詳述されているので省く。

 関係する船舶について、
貨物船 
 船種 船名 貨物船 ○○丸
 船 籍 港  広島県呉市
 船舶所有者 有限会社○○汽船
 総トン数    696トン
 全  長    68.14m
 幅       11・50m
 深  さ    5・00メートル
 機関の種類 ディーゼル機関
 出  力   735キロワット
 船舶番号  1402※※
 フラップラダ―、バウスラスター装備、
 船橋内に、ライブカメラの映像受信用パソコン1台。
引船及び台船
 船種 船名 引船第三十××丸(台船▲▲1号)
 船 籍 港  広島県豊田郡大崎上島町
 船舶所有者 有限会社●●汽船
 総トン数   19トン
 全  長   16.40m (台船30m)
 幅       4.20m (同12m)
 深  さ    1.80m (同2m)
 機関の種類 ディーゼル機関 
 出  力   316キロワット
 船舶番号  270-223※※広島
 最大速力  6ノット
音戸の瀬戸の状況
 「音戸の瀬戸は、広島県倉橋島北部の三軒屋ノ鼻と本州陸岸の同県呉市警固屋との間を北口、同島清盛塚と本州陸岸の南端にあたる鼻崎との間を南口とする、ほぼ南北に延びる長さ約700メートルの狭い水道である。その北方が呉港呉区及び広島港に、南方がL字型に東方に屈曲して倉橋島北東岸の双見ノ鼻から安芸灘を経由し、来島海峡、釣島及びクダコ各水道にそれぞれ通じている。主として総トン数500トン未満の小型船の常用航路となっており、北口沖及び南口沖では、それぞれ水域が広がって船舶が待機出来るようになっていた
 音戸の瀬戸は、三軒屋ノ鼻北方約150メートルから194度方向に鼻崎の南方約200メートルまで、長さ約1000m幅約60メートルの水域が浚渫により水深5メートルに維持され(以下、「維持水深域」)、同水深以深の水路の可航幅が、北口付近では約140メートルないし160メートルであるが、南口に向かって徐々に狭くなり、鼻崎の北方約100メートルの所に架かる音戸大橋の北側約130メートルの南側約100メートルの水域が可航幅約60メートルの最狭部となっており、南口付近では本州陸岸が障害物となって水路と南口東側との見通しが悪い。(67~8頁、下線筆者)
音戸の瀬戸の航行安全に関する指導
 6管本部では北口南口に灯浮標を設置し、「①両灯浮標を左に見て航行すること、②速力を出来る限り落とすこと、③狭水道内で行きあう場合は、早期に右転して左舷対左舷で航過すること、④総トン数200トンを超える船舶は、清盛塚から音戸灯台までの間は、他船を追い越したり、並行してこうこうすることはさけること」と指導している。(68頁)
 見通しの悪さへの安全対策として、ライブカメラが複数設置され、パソコン又は携帯電話から映像が得られる。貨物船には受像用にパソコンあり。引船側には専用のパソコンは無かったようだが、携帯電話で確認可能であった。

 判決文の中で、裁判所は両船の位置関係、速力進路を時系列上に詳しく分析し、原告主張を「採用できない」として退け、原告の過失の存否と本件裁決(海難審判所による)の適否について、
 (1)「海上衝突予防法は、船員の常務として38条1項で、「船舶は、この法律の規定を履行するに当たっては、運行上の危険及び他の船舶との衝突の危険に十分に注意し、かつ、切迫した危険のある特殊な状況(船舶の性能に基づくもの含む。)に十分注意しなければならない。」と、同条2項で、「船舶は、前項の切迫した危険のある特殊な状況にある場合においては、切迫した危険を避けるためにこの法律の規定によらないことができる。」と、39条で、注意を怠ることについての責任として、「この法律の規定は、適切な航法で運行し、灯火若しくは形象物を表示し、若しくは信号を行うこと又は船員の常務として若しくはその時の特殊な状況により必要とされる注意をすることを怠ることによって生じた結果について、船舶、船舶所有者、船長又は海員の責任を免除するものではない。」と定めている。
 これらの定めは、海上交通において運行者の当面する状況の多用性にかんがみ、他の船舶との衝突等の危険を避けるために、臨機応変の状況に適合した処置をとるべき規範を定めるものと解される。
 そして、他の船舶との衝突の危険を回避することはまさに海上交通の基本的な要請というべきところ、このような特殊な状況を想定し、事前に、これを回避するために必要な処置をとることは、船員の常務であり、通常の船員ならば当然知っているはずの知識、経験、慣行に基づいて所用の処置を講ずるべきものであると解され、これを怠った場合は過失があると評価することになるというべきである。」
 (2)「前提事実の音戸ノ瀬戸の航行に関する指導等(以下「航行に関する指導等」という。)は、上記の規範を音戸ノ瀬戸の地理的条件等に即して、船舶が音戸ノ瀬戸を航行する場合における、通常の船員ならば当然知ってるはずの知識、経験、慣行(船員の常務)を具体化したものと解される。そうすると、音戸ノ瀬戸を航行する北航船である原告の操船する××丸引船列は、立石鼻を通過した後に左転して南口灯浮標を左に見てこれに近寄って航行し、水路を見通して、南下中の船舶である○○丸を視認した場合には、南口沖の広い水域で行きあしを止めてその船舶の通過を待つべき注意義務を負っていたと言うべきである。しかし、本件においては、北航船である××丸の船長である原告は、これを怠っ」たとして、原告の過失を認めた。(74頁)
 また、被告側(海難審判所長)が主張したライブカメラ等により見張りを行う注意義務に関しては、「原告は携帯電話でライブカメラ映像を確認することができたから、原告としてはライブカメラの映像のほか、目視により見張りを十分していれば、本件事件を回避でき、これを欠いたことが本件事故発生の一因となったと解すことができるが」として、一定の評価をしている。ただ、本件過失の存否に関しては、既に明らかとして検討は不要としている。(75頁)
 裁判上は検討不要とされたが、ライブカメラ映像の積極的な活用は、実務上重要であると言える。

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ついに開幕!第95回高校野球埼玉大会

 本日、埼玉大会開幕!酷暑の中球児たちの難行苦行が始まる。選手も観客も、くれぐれも熱中症には気をつけて!選抜に続き、夏も埼玉優勝だ!
 ところで、テレ玉ではモバイルサイトで高校野球速報を提供してるそうだが、その告知CMが面白い!埼玉では知らぬものとて無い有名和菓子、埼玉銘菓・十万石饅頭のCMのパロディで、「風が語りかけます…速い!速すぎる」というセリフ。誰が考えたのか知らんが、笑える!是非、「力士(日本酒)」バージョンも作ってほしい。

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緑牛2

 緑牛のモデル、渡哲也を失念してた!あの五分刈りグラサンスタイルなら、迫力十分!海軍大将に恥ずかしくない。石原裕次郎だと、偉ものすぎてサカズキとのバランスが悪そうだ

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「くるくるチャーシュー」を作ってみた

 テレビ朝日の『おかずのクッキング』と言う番組で、豚コマ肉でつくる「くるくるチャーシュー」というレシピがあったので、夕食用に作ってみた。
 テレビのレシピでは、4人分の材料として、豚コマ切り落とし肉400g、塩小さじ1、片栗粉大さじ1・5、すりおろしショウガ大さじ半分、タレ用に水500CC、醤油大さじ3、酒大さじ3、砂糖大さじ3、酢大さじ3、味醂大さじ2、他に打ち粉として片栗粉適宜。
 肉と塩と片栗粉とおろししょうがをよく混ぜる。二つに分け、俎板の上にラップをひいた上に広げ、15センチ角の正方形状に均す。ラップを使ってしっかり巻き上げ、両端はキャンディーようにねじっておく。形を整えた肉に片栗粉をまぶし、フライパン(サラダ油をひく)で全面に焼き目が付くように焼く。タレ用の材料を混ぜてフライパンに加え、やや強火で15分煮る(肉は何度か回転させる)。タレが三分の一ぐらいに煮詰まったら出来上がり。
 で、実際には肉は1パック454グラムをそのまま使用、ショウガは嫌いなのでニンニクを使い、後はレシピどおりに調理した。軟らかくてなかなか美味であった!

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緑牛

 勝新(イッショウ=藤虎)と互角の化物となると、高倉健か梅宮辰夫、あるいは松方弘樹か?「兵隊やくざ」つながりで、田村高廣とのコンビもありかな。さすがに、鶴田のおやっさんと言う事は無いだろう。一体どんな奴か楽しみだ
(大穴で高橋英樹と言うのも考えたが、むしろ今後出てくるワの国のサムライのモデルになりそうな気がする)

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猛暑週間?!

 「梅雨明十日」は晴天が続くと言われるが、連日晴天で気温もうなぎのぼり!今朝もというか昨夜から引き続き暑い!今週は日本中猛暑注意とのことだが、聞いただけで心が折れそうだ。
 猛暑につきものが水の事故。昨日も痛ましい事故が相次いだ。事故のニュースを見ていつも思うのだが、毎年同じような事故が起こるのに、何故増水した川とか海水浴場ではない場所に泳ぎに行ってしまうのだろうか?「自分は大丈夫」とついつい思いこんでしまうのか…他山の石とすべし

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司法書士試験

 今日は司法書士試験を受けてきた。試験会場は獨協大学(埼玉県草加市)。歩いていける至近距離なのが、ありがたい。今日は他にも、英検と福祉住宅コーディネーターの試験をやっていた。試験は午前と午後の二部制。午前中は憲法、民法、商法、刑法。午後は不動産登記法と商業登記と供託法、民事保全法など。特に午後の部の記述式問題が難しかった!いざとなると、書式が全然出てこない。きびしい!

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関東梅雨明け(平年より15日早っ!)

今日も朝から暑い!気象庁の発表では、どうやら梅雨明けだそうな。猛暑に勝つため、ゲンを担いで夕食はカツカレーにする。カツは駅前の「さぼてん」で三元豚ロースカツを買う。カレーはボンカレー(辛口)。付け合わせにトマト(埼玉産)とわさび菜(茨城産)のサラダ。旨かった!明日も頑張るぞ~

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ついつい観ちゃう『耳をすませば』

 ストーリーどころか、セリフやカット割りまで覚えてるほど何度も観てるのに、テレビでやってるとつい観てしまう!日曜は大事な試験だって~のに
(今夜も寝苦しそう。もう、クーラーなしで生活するのは無理か?この夏乗り切れるか不安だ)

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今日は何の日?「2009ウィグル騒乱」事件の日

 4年前の今日、ウルムチ市で事件発生。シナ当局によるウィグル族弾圧は現在只今も進行中であり、決して過去の事件ではない!
 このウィグル族の現状に関して、『世界ウィグル会議』総裁のラビア・カーディル女史が来日され、国内数か所で公演されたと言う。そのひとつ、沖縄で行われた公演に関して、沖縄問題に詳しい「狼魔人日記」というブログに記事があった。同記事によれば、講演の中でカーディル女史は、大勢のウィグル族の女性が強制連行され、他の地域へ強制移住させられていると言う。ウィグル族の人口を減らすと同時に、漢族の女性人口が少ない地域に移住させて、漢族の人口増加を図る目的だと言う(!)。計画移住人数は、40万人とも。事実ならとんでもない女性人権の蹂躙と民族浄化である。ただ、日本のマスコミはそこまで突っ込んだ取材も報道もしないので、ウラが取れない。また、女性問題に詳しいコメンテーターやら女性運動家が、この件でシナ当局を非難したと言う話も、テレビニュースなどでは確認できない。戦地売春婦問題も重大かもしれないが、現在進行中かもしれない最悪の人権蹂躙を、もっとしっかり報道して欲しい。

狼魔人日記」はここ
http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/25a31cf9dcf512222e0978426cdd5110

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暑い!!!

 蒸し暑い一日だった。今夜は寝苦しい一夜となるかもしれない。週末は35度くらいの猛暑とか…このまま、なし崩しに梅雨明けかな

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昨日の児童襲撃事件の続報。刃物ではなく小枝?

 昨日、埼玉県坂戸市で起きた事件だが、どうも話が違ってきた。当初、「カッターナイフのようなものを押し付けられた」ということだったが、今朝のニュース等では子供たちの言葉に怒った男性(ホームレスの可能性あり)が、枝を振り回したというような話になっている。いったい、真相はどうなんだろうか?まさか、完全な狂言では、あるまいな

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児童受難

 つい先日、東京練馬区で児童3人が襲われる事件があったばかりだが、今度は埼玉県坂戸市で児童が刃物を突き付けられたと言う速報が入ってきた。どうも、カッターナイフのようなものを押し付けられたようだ。犯人は現時点で逃走中、詳細は不明。どうにもいやな事件が続く。困ったものだ

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富士登山

入山料を徴収するより、入山制限をするほうが先ではなかろうか

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後半戦

今日から7月。平成25年も、残り半分である。気を引き締めてかからねば

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