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「旨さに理屈は要らない。俺の口は世界を股にかける遊牧民だ」 孤独のグルメ第5話(東京 東中野)

 今回の舞台は東京都中野区の東中野。五郎さん曰く、「新宿の傍なのに、妙に地味な街」。駅前の飲み屋街 ムーンロード駅前飲食店会にふらふらと入っていく。昭和の街と言うだけあって、レトロな風景だ。そこから東中野ギンザ通りへ向かう。スンドゥブ家の前で、セルフサービスのコーン茶を飲む。真夏には冷たいお茶がありがたい!ついで、惣菜店 べんちの前で、デカいコロッケを見て口をあんぐり。喫茶室・冨士家では、お客が串団子と珈琲を飲む姿に首をかしげる。
 さて、待ち合わせ時間となったので、目的地の ポレポレ東中野(ミニシアター)へ向かう。相手は同館の館長にして五郎の先輩である時田氏(演じるのは石丸謙二郎)。先輩からふるまわれた桜塩ミルクジェラートをいただく。イタリアーノとジャパネスクの融合、「ボ~ノ、ほのボ~ノ!」とのたまいつつ完食。その後、先輩の相談を聞くのだが、話は映画論に脱線。この先輩、あふれる映画愛で話し出すと止まらないらしい。ようやく先輩のもとを辞し、ステーキハウス おなかいっぱいの前ではたと気付く。「腹が減っていた」と。早速店探しである。
 一旦東中野ギンザ通りに戻ってみたが、いい店が見つからない。と、コンビニの向こうに店先に屋台が出ている様子。「屋台の焼鳥屋か?」と近付いてみると、何やら国籍不明の料理の数々。どうやら羊肉の鉄鍋がメインの店らしい。暫し逡巡、「真夏、羊の鉄鍋…今、喰うべきは意表を突いて羊!」。直感を信じて店内へ。店内入口付近には、国籍不明の古民具らしきものがズラリ。この店 キャラバン・サライは、アフガニスタン(とパキスタン)料理の店。早速、カバブコフタ(各300円)とラムロースのたたき(880円)、ナン(1枚350円)、羊の鉄鍋カラヒイKarahi 880円)、飲みものとしてドーグを注文する。料理が運ばれてくるまでにちょっと店内を見学。個人経営の雑貨輸入商として、この店の民芸品類は興味深いらしい。どこから仕入れたかと考えつつチェック。席に戻るとドーグがもう来てる。一口すすると、ちょいシナモンテイスト。飲みつつ店内を見渡すと、ヒッピー風の客や外国人風の客の姿。みんな自由に料理を楽しんでる様子に、「店はどこも独立国。ここはこういう国なんだ」と一人ごちる。その後、次々料理が運ばれる。どれも旨し!特に、初めて食したラムロースのたたきは絶品。全く臭みがない。五郎曰く、「俺の羊観は、たった今ひっくり返った!」。いよいよ本命カラヒイ登場!「鉄鍋が歓声をあげている!よし、遊牧民料理の神髄を」と箸を進める。見た目ほど辛くない、肉に癖がないからクセになる。ナンがとても合う。「ナンは必須、必須アミノ酸」と、意味不明の発言。
 喰い進むにつれ、「口の中に辛さのマイレージがたまる」。まだいけそうなので、気になっていたラグマン(並で850円)を追加注文する。出てきたのは麺の上に羊ひき肉とトマトと香菜とゴマがのったもの。一気に混ぜて食すべし!これも旨い。日本人向きにアレンジされたのか?もしそうでないなら、アフガン人と日本人は味覚が近いのか?答えの出ない疑問を抱きつつ、食事は進む。すっかり店の自由な雰囲気を満喫、「遊牧、灼熱、絹の道…俺の口がさまよっている」、五郎節が炸裂して食事終了、「楽しかった!ごちそうさま」。さすらい終了、一駅歩いて帰途に就く五郎さんであった。

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