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「今日は洋食五郎、トマトクリーム海岸で潮干狩り」孤独のグルメ第7話(目黒区駒場)

 京王・井の頭線、駒場東大前駅付近を歩く五郎さん、駅名とは裏腹に、あまり学生街らしくない駅前の風景。目の前には駄菓子屋のおいかわとタコ焼きこおひい(コーヒー)の店みしまが並んでいる。渋い風景。更にもう一軒、たこ焼きでまる。駒場たこ焼き好きの町か?店先には女子高生の群れ。相当な繁盛店らしい。五郎さんも気になるものの、流石に女子高生の群れに分け入るわけにはいかない。人が途切れたところでプチハッシュ(10ケ入り100円)を注文し、近くの目黒区立駒場野公園で早速食してみる。あつあつホクホクの小さいハッシュポテトが美味!買い食い気分を満足させると、鞄からやおら文庫本を出して読書。涼しい木蔭、小川のせせらぎ、偶に聞こえる井の頭線の音がいいアクセントである。久しぶりにのんびりした時間を過ごした五郎さん、目的地へと向かいます。
 辿りついたのはDEMODE10と言うアンティーク家具の店。時刻は午後4時10分、店内はいい雰囲気。「フランスにいたころを思い出す」。店長さんと名刺交換し、ダイニングテーブルを見せてもらう。モデルルームに置く家具を物色しているのだ。店長の「アンティーク家具の魅力は幸せにある」と言う言葉に感銘を受ける五郎。100年前の家具が残っているのは、大事にされてきたことの証。なかなか含蓄のある言葉である。幸せな家具たちに囲まれているうちに、いつも通り「腹が減って来た」。幸せは腹が減るのである。
 店を後にして喰い物屋を探そうとすると、ちょうど向かいにレストラン・ボラーチョ(BORRACHO=スペイン語で酔っ払いの意)。早速入る。カキグラタンマッシュルームガーリックを注文する。出てきたのはガーリックオイルに丸のままのマッシュルームが10個入った料理。パンが添えてある。丸ごと食べるマッシュルームが旨い!普段スライスされて何かにまぎれてるマッシュルームがここでは主役。さらに、オイルにパンを浸して食べる!パンがどんどん進む旨さだ。「バケットパンとの相性、歴代1位かも」。たまらずパンを追加注文する。すると、お代わりを持ってきたおばあちゃんに、「全部食べちゃだめよ、グラタンと一緒にね」と言われてしまう。「そんなにがっついていたか?」と自問していると、カキグラタンが出てきた。あつあつホフホフで実に旨い!パンにつけるとなお旨い!!またまたパンが進んじゃう。
 一通り食べたが、もう一品欲しい。おかずは量が侮れないのでスープ。店名冠系で ボラーチョスープと追加でパンをまた注文する。出てきたスープはちょっと見にはクラムチャウダー風。しかし、一口食べると味は濃厚!「いままで食べたこと無い」と言う所をみると、単純なクラムチャウダーではないようだ。スープと言うよりおかずと言ってよいボリューム、パンとの相性がまたいい!「ボラーチョ!今俺の中は夏のパン祭りだ!」思わず笑みがこぼれる五郎さん、パンで皿をぬぐうようにして、スープを残さず頂きます。「今日はパン食った!ごちそうさま」すっかり堪能した五郎さんであった。

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