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「徹夜後の、えぐぜぐてぃぶ もーにんぐ いん ねり~ま」孤独のグルメ第9話(練馬区小竹向原)

 地下鉄小竹向原駅から地上に出てくる五郎さん。大昔、学生の頃来たきりだ。左を見ると小学校(区立向原小学校)の下にトンネル、反対にもトンネル、トンネルの多い街だ。暫し歩くと看板に小竹向原トンネルロールというスィーツが。「そんなにトンネル推しなら、くぐっちゃおう」と、Cafe surprise(カフェシュプリーズ)に入る。
 店内には洒落たガラスケースに見事なスィーツが並べられている。五郎は件のトンネルロールとコーヒーを注文する。出てきたトンネルロールは、抹茶入りスポンジ生地で抹茶クリーム(カシスの実入り)を巻いたものに粉砂糖を雪のようにふりかけたもの。一口食べて「うん、これは上品な味」だ!どんどん食べ進む。「真夏の雪化粧、スポンジ和む」、などと言いつつ完食。「いいトンネルだった」。
 カフェを後にして目的地へ向かうが、町が静かすぎる。誰にも会わないし店も無い。散々迷った挙句、漸くギャラリー金木犀に辿りつく。そこは、五郎の知人である町田陽子(筒井真理子)の店である。開店を翌日に控えた店に、ボヘミアングラス5個を持ってやって来たのである。2階に上がると、町田は電話中。何やらもめてるらしい。聞けば配送ミスだという。五郎の伝手でアクセサリーに強い人間に電話してみるが在庫なし。仕方なく二人で電話かけまくる。時間は刻々と過ぎる。午後9時40分過ぎ、漸く栃木の業者がつかまる。早速現地へ向かう町田さん、五郎はお留守番。待つ間黙々とレイアウトを行う五郎、町田さんとはどういう関係?午前1時35分ごろ、漸く町田さんご帰還。その後二人で飾り付けを仕上げる。
 朝、ついに作業完了!(←朝チュンではない)カンテツの割には小奇麗な顔、無精ひげも無い。帰途につく五郎さん、朝だけどもう夏の日差しが容赦なく照りつける。徹夜明けで眠い!いや、それ以上に腹が減った!焦って店を探すがまた道に迷ってしまう。そんな中、カフェかと思って近付いて見た店はパン屋さんがやってるパーラー、まちのパーラーだった。しめしめ、早速店内へ。明るい店内は朝が似合う。メニューをめくる五郎さん、「キッシュ、パリでよく食べたな」などと呟きつつ見ると、パンの種類の多さに迷う。サンドイッチを作るパンたち(PANI PER PANINI)としてリュスティック、フランスパン、くるみパンにゴマパン。「いちいち迷わすな~」!結局、ローストポークサンドイッチ(パンはカンパーニュをチョイス)、サルシッチャセットほうれん草とリコッタチーズのキッシュ自家製黒糖ジンジャエールを注文する。
 先ずはローストポークサンドとジンジャエールが来る。ポークサンドは肉たっぷり!半分に切ったプチトマトがアクセント。「胃袋よ、ほら、肉だ!」見た目からして、もう旨そう。一口食べれば、肉だ肉だ、ローストロースト!ジンジャエールも本物のショウガがピリッと利いてる。
 続いてキッシュ登場。ナイフとホークで食す。一口ほおばれば、「おお、かなりパリ」。リコッタチーズはおからに似てる。おからチーズ、良し!
 最後にサルシッチャセットが満を持して登場。肉汁あふれる、魅惑の腸詰。噛んでも噛んでも肉汁がわいてくる!サルシッチャ、名前はシッチャカメッチャカだが旨し!
 「こんな豪華な朝食久しぶり」すっかりご満悦の五郎さん、店を後にする際、「こんな店、近くに欲しいなぁ」とつぶやく。今度こそ、仮眠を取るべく帰りを急ぐが突然携帯が鳴り出す。出てみれば仕事の依頼である。「…もう一頑張りするとしますか!俺みたいな稼業は、お呼びがかかるうちが花だ」。既に日が高くなった街を、仕事に向かう五郎であった。

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