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確か「高密度洪水」と言っていたような。

 台風26号による被害、特に伊豆大島の災害が深刻です。この時点でまだ安否が分からない人が多数います。一刻も早い捜査と救援が望まれます。
 この被害に関して、今朝のテレビのワイドショーで、解説の方が単なる土石流では無かったとして「高密度洪水」(←確かこういう風に言ってたと記憶してる)と言う聞き慣れない用語を用いて説明されていた。通常の土石流は川や沢筋を通って流れ下ることが多いのだが、今回川などから離れた場所にも土砂などが流れたと思われる映像が見られた。土石流を想定して設置された砂防ダムも、ルートを外れた土砂の流れに対応できなかったようである。ここは今後詳しい調査が望まれる。
 さて、テレビや新聞の論調を見ると、どうも行政(大島町役場)が避難勧告を出さなかったことを、暗に批判してるのではないかと思われる。同町の川島理史町長は会見で「(夜中)強い風雨で外に避難するのはかえって危険」と判断して、避難勧告や指示は出さなかったと述べている。確かに、夜中風雨が強い中で避難を開始すれば、危険だった可能性は高い。ではもう少し早い段階で避難指示は出来なかったのだろうか?15日の17:30頃、気象庁が大雨洪水警報を発し、18:00には気象庁及び東京都が土砂災害警戒情報を出してる。この時間に避難指示が出ていればあるいは…と、思わなくはない。ただ、今回の被害状況を見ると、浸水を警戒して川や沢筋から離れた場所に避難したつもりが、かえってそこを土砂が直撃した可能性もある。早めの避難勧告が仇になった可能性もあるので何とも言えない。勿論、責任者は責任を取るために存在するのであるからして、町長以下町役場には何らかの形で責任とってもらう事にはなるだろう。
 ところで、マスコミ各社は気象庁の情報や民間気象情報会社のデータを取り寄せたり、お抱えの気象情報士もいるのだから、大規模災害の可能性に気付いたら、行政の対応を待つまでも無く、お節介でも強い調子で視聴者に避難を呼びかけたらどうなのだろう?何事も無ければ、それに越したことはないのだし。

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