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映画納め3本勝負

 今日は朝から映画館をはしごして、3本連続で観てきた。1本目は新宿ピカデリ―で『永遠の0』、2本目はバルト9で洋画の『ゼロ・グラビティ』(GRAVITY)、3本目は『魔女っこ姉妹のヨヨとネネ』。今年の映画鑑賞の最後にふさわしい力作ぞろいだった。

永遠の0
 何と言ってもCGで再現された航空母艦「赤城」が素晴らしかった!
 昔の『トラ・トラ・トラ』や『連合艦隊』だと、50分の1や20分の1サイズの模型を使った特撮で表現(あれはあれで、味がある)するのだが、モデルだと乗組員を細かくを合成するのが難しいため人が載ってない無人艦となってしまうきらいがありました。しかし、本作のCGでは乗組員もしっかり乗って動いており、おかげで漸く艦の大きさを実感できました。特に、舷外通路を移動する乗組員が良かったです。また、艦首部から格納庫前部にかけて妙な空隙があるのが、構造上よく分からず気になっていたのですが、端艇(カッター)収容に使われているのが分かって良かった。島型艦橋(アイランド)前部張出部分に留式(ルイス)7.7mm機銃が増設されていたのも興味深い。もともと、九七艦攻や九九艦爆の後部旋回機銃用に搭載していたものを、出師準備に際しアイランドの近接防御用に増設したと思われる。いかにも実戦向けに急造された感じがたまらない。また、排煙冷却用に海水を噴射する描写もいい。その「赤城」が、ミッドウェーで被弾し、格納庫内に誘爆が広がるシーンが前半のハイライト。後は空戦の描写と零式艦戦の雄姿が見どころでしょうか。
 主人公、宮部久蔵(岡田准一、大熱演!)の特攻を志願する直前の壊れっぷりは、『頭上の敵機』(Twelve O`Clock)の指揮官の壊れ方と見比べるべし。
 私の好きな押井カントクが著書(『仕事に大事なことはすべて映画に学んだ』)の中で、映画の見方として「勝利条件」や「獲得目標」に着目せよと奨めておられたので、私も自分なりに宮部にとっての勝利条件を考えながら観たのですが、彼にとってはあのメモに遺された言葉がそうだったと思います。彼は勝利できたと、私は思います。
 ところで、本作を「右傾化エンタメ」と揶揄するむきがあるそうですが、私には理解できません。そもそも、右傾化エンタメの定義が意味不明です。もとより、作品をどう評価するかは人それぞれです。「これを観て哭かざるは、漢(おとこ)にあらず!」などと、エキセントリックな事を言うつもりはありません。観て泣くもよし、クサすもよし。ただ、右傾化云々と言う人は、作品がどうこう言う以前に、自分が日本人であることそれ自体に何か後ろめたさを感じてるのではないかと思われます。それは、大変不幸なことです。私たちが日本人であることに後ろめたさを感じる必要なんて、どこにも無いのですから。

ゼロ・グラビティ
 2D字幕版で観ました。無重力の浮遊感を実感するには、字幕より吹き替えの方が良いと言われていたのですが、一理あります。字幕が入ると、それが水平(ホライゾン)になってしまうので。
 登場人物が実質二人(冒頭にもう一名いるが、直ぐ退場)のみで、とにかくあっちこち回転したりぶつかったり。3Dで観たら悪酔いしそうです。CG合成ですが、どうやって製作されたのかあれこれ考えるのも楽しいです。

魔女っこ姉妹のヨヨとネネ
 日本のアニメ界でロボットアニメと双璧をなす魔法使いアニメ。さすが王道だけに面白かった!先に見た2本がヘビーな作品だっただけに、頭使わずに楽しめて良かったです。ただ、ちょっと『サマーウォーズ』の影がちらつくのが気になりました。

 今年の映画鑑賞もこれでおしまい!来年はどんな映画を見るのだろろうか?とりあえず、劇場版『宇宙戦艦ヤマト2199』(2201かもしれない)は絶対観なければ!

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