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2013年12月

穏やかな年の瀬

 今日は穏やかな年の瀬である(地震にヒヤッとしたが)。
 昼間、『今やる!ハイスクール 大晦日の特別授業SP』(テレビ朝日)という番組を観た。葉加瀬太郎先生のクラッシクの授業がとても面白かった。バッハに始まったクラッシクの世界が、マーラーによって頂点に達し(超ド級の大編成オーケストラ、長大な交響曲)、それゆえに終止符を打つことになったという下りが興味深かった。名作『攻殻機動隊Ghost in the shell』の中で、少佐が「組織も人も、特殊化の果てにあるのは緩やかな死…それだけよ」と言っていたが、その通りだ。

 さて、今年ももうすぐ終わり。来年はどんな年になるのでしょうか?良い年であってほしいと思います

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映画納め3本勝負

 今日は朝から映画館をはしごして、3本連続で観てきた。1本目は新宿ピカデリ―で『永遠の0』、2本目はバルト9で洋画の『ゼロ・グラビティ』(GRAVITY)、3本目は『魔女っこ姉妹のヨヨとネネ』。今年の映画鑑賞の最後にふさわしい力作ぞろいだった。

永遠の0
 何と言ってもCGで再現された航空母艦「赤城」が素晴らしかった!
 昔の『トラ・トラ・トラ』や『連合艦隊』だと、50分の1や20分の1サイズの模型を使った特撮で表現(あれはあれで、味がある)するのだが、モデルだと乗組員を細かくを合成するのが難しいため人が載ってない無人艦となってしまうきらいがありました。しかし、本作のCGでは乗組員もしっかり乗って動いており、おかげで漸く艦の大きさを実感できました。特に、舷外通路を移動する乗組員が良かったです。また、艦首部から格納庫前部にかけて妙な空隙があるのが、構造上よく分からず気になっていたのですが、端艇(カッター)収容に使われているのが分かって良かった。島型艦橋(アイランド)前部張出部分に留式(ルイス)7.7mm機銃が増設されていたのも興味深い。もともと、九七艦攻や九九艦爆の後部旋回機銃用に搭載していたものを、出師準備に際しアイランドの近接防御用に増設したと思われる。いかにも実戦向けに急造された感じがたまらない。また、排煙冷却用に海水を噴射する描写もいい。その「赤城」が、ミッドウェーで被弾し、格納庫内に誘爆が広がるシーンが前半のハイライト。後は空戦の描写と零式艦戦の雄姿が見どころでしょうか。
 主人公、宮部久蔵(岡田准一、大熱演!)の特攻を志願する直前の壊れっぷりは、『頭上の敵機』(Twelve O`Clock)の指揮官の壊れ方と見比べるべし。
 私の好きな押井カントクが著書(『仕事に大事なことはすべて映画に学んだ』)の中で、映画の見方として「勝利条件」や「獲得目標」に着目せよと奨めておられたので、私も自分なりに宮部にとっての勝利条件を考えながら観たのですが、彼にとってはあのメモに遺された言葉がそうだったと思います。彼は勝利できたと、私は思います。
 ところで、本作を「右傾化エンタメ」と揶揄するむきがあるそうですが、私には理解できません。そもそも、右傾化エンタメの定義が意味不明です。もとより、作品をどう評価するかは人それぞれです。「これを観て哭かざるは、漢(おとこ)にあらず!」などと、エキセントリックな事を言うつもりはありません。観て泣くもよし、クサすもよし。ただ、右傾化云々と言う人は、作品がどうこう言う以前に、自分が日本人であることそれ自体に何か後ろめたさを感じてるのではないかと思われます。それは、大変不幸なことです。私たちが日本人であることに後ろめたさを感じる必要なんて、どこにも無いのですから。

ゼロ・グラビティ
 2D字幕版で観ました。無重力の浮遊感を実感するには、字幕より吹き替えの方が良いと言われていたのですが、一理あります。字幕が入ると、それが水平(ホライゾン)になってしまうので。
 登場人物が実質二人(冒頭にもう一名いるが、直ぐ退場)のみで、とにかくあっちこち回転したりぶつかったり。3Dで観たら悪酔いしそうです。CG合成ですが、どうやって製作されたのかあれこれ考えるのも楽しいです。

魔女っこ姉妹のヨヨとネネ
 日本のアニメ界でロボットアニメと双璧をなす魔法使いアニメ。さすが王道だけに面白かった!先に見た2本がヘビーな作品だっただけに、頭使わずに楽しめて良かったです。ただ、ちょっと『サマーウォーズ』の影がちらつくのが気になりました。

 今年の映画鑑賞もこれでおしまい!来年はどんな映画を見るのだろろうか?とりあえず、劇場版『宇宙戦艦ヤマト2199』(2201かもしれない)は絶対観なければ!

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JR横浜線踏切事故(本年10月1日)、救出された男性(74)は今いずこ?

 今年も残りあとわずか。振り返れば様々な事件事故がありました。印象に残った幾つかの事件事故の中で、その後が気になるものの一つが、10月1日に発生したJR横浜線踏切事故です。
 この事故は、踏切内の男性(74)を助けようとした女性(40)がお亡くなりになった悲劇的な事故でした。当時大変話題になったのですが、肝心の助けられた男性が、どこの誰かも退院したのかも全然報道されませんでした。命がけで救ってくれた女性や、目の前で娘に死なれたその父親に対して、どんな感情を抱いたのか?きちんと、感謝と慰霊の言葉を伝えたのか?そもそも、何故踏切に入り込んで線路に横たわったのかも不明です。なぜ、記者会見するなり手記を発表するなりしないのでしょうか?マスコミはどこまでこの男性のことを取材したのでしょうか?何故、続報が無いのでしょうか?すごく気になります。

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毎日新聞の「誤報」が話題になってるみたいですよ?!

 西山事件で有名な毎日新聞が、安倍総理の靖国神社参拝の件でミスをやらかしたようです。以下は問題の記事です。

引用始め
安倍首相:年内の靖国神社参拝見送り…外交への影響考慮か
毎日新聞 2013年12月25日 07時04分

 26日に政権発足1年を迎える安倍晋三首相が、年内の靖国神社参拝を見送る見通しになった

 首相は昨年の自民党総裁選の際、2006〜07年の第1次内閣で参拝しなかったことを「痛恨の極み」と述べたが、政権発足後は自重してきた。中国、韓国との関係改善のめどが立たない中で参拝を急げば国内外の批判を招きかねず、今後も慎重にタイミングを探るとみられる。

 政府関係者は24日、「行く気配はないし、この時期に行ってもいいことは何もない」と指摘した。菅義偉官房長官も首相の参拝には慎重だという。

 首相は就任後、4月の春季例大祭、8月の終戦記念日、10月の秋季例大祭とも参拝せず、真榊(まさかき)と呼ばれる供え物や玉串料の奉納にとどめた。自民党の萩生田光一総裁特別補佐は秋季例大祭最終日の10月20日、「(首相は)就任1年の中でその姿勢を示されると思う」と年内参拝の可能性に言及していた。

 しかし、中韓との首脳会談は第2次内閣の1年目には実現せず、中国が東シナ海上空に防空識別圏を設定したことで、東アジアに新たな緊張状態が生じている。安倍政権としては、防空識別圏問題で連携する米国にも配慮する必要がある。

 こうした中、首相は今月9日の記者会見で「国のために命をささげた方々に尊崇の念を表することは当然」と在任中の参拝に改めて意欲を示す一方で「(参拝が)政治問題、外交問題化することは避けるべきだというのが私の考えだ」とも語った。

 一方、首相の支持基盤の保守層には参拝への期待が根強い。

 自民党内には「首相が長期政権を目指すなら、コアな支持層をつなぎとめなければならない。無党派層の支持は経済状況しだいで変わる」(幹部)との声もある。4月と8月に参拝した稲田朋美行革担当相は24日の記者会見で「在任期間中には必ず、靖国を参拝されると思う」と述べた。

 政府は26日に前倒しで今年最後の閣議を開催。首相は仕事納めの27日、被災地訪問を検討している。【村尾哲】
以上、引用終わり。

…この記事を出した翌日に、首相は靖国神社に参拝。結果的に大恥かいたかたちです。一体なぜこんなことになったのでしょうか?記事の末尾に署名してる村尾哲という人物が執筆者と思われるが、ちゃんと取材したのだろうか?政府関係者都は誰なのだろうか?ひょっとして、かつがれたのだろうか?謎が多い!きちんと検証して欲しいものです。それにしても、こんなお粗末な状況じゃ、とても「特定秘密」なんて扱えないな。

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横手志麻(旧姓:千野)元女子アナウンサーに罰金100万円。

 今年の1月2日、交通事故で男性を死なせた元フジテレビの女子アナウンサーに対し、静岡簡裁は罰金100万円を言渡したという。

以下、時事通信から引用

元フジ女子アナ罰金100万円=車で男性死なすー静岡簡裁(時事)

静岡県沼津市のホテル駐車場で1月、乗用車で男性=当時(38)=をはねて死亡させたとして書類送検された横手(旧姓千野)志麻元フジテレビアナウンサー(36)について、静岡区検は27日、自動車運転過失致死罪略式起訴した。静岡簡裁は同日、罰金100万円の略式命令を出し、横手元アナは即日納付したという。 

以上、引用終わり。

 この件、詳しい続報等が無かったので、民事の方はどうなったか存じません。既に、示談が成立してるかも知れません。(あるいは、既に示談が成立したからこそ、略式命令罰金100万円ですんだのかもしれません)

元記事→http://news.nifty.com/cs/headline/detail/jiji-2013122700689/1.htm

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アメリカの「失望」は、事なかれ主義の表れか。

 シリアの化学兵器への対応の腰砕け振りや、シナの防空識別圏問題への踏み込みの足りなさ(米民航機への対応)。昨今のアメリカ外交には「退潮」の気配が感じられる。安倍総理の靖国神社参拝に対する「失望」も、「極東で騒ぎを起こさないで~」と言う悲鳴かもしれない。
 ところで、靖国神社は慰霊と鎮魂の場と言う側面につい目がいきがちだが、祈願の場でもある。安倍総理がこの時期参拝したのは、領海侵犯を繰り返し領空も無理やり広げようとするシナ、不穏な北朝鮮、日米から離反しシナへの従属を深める韓国、陰りが見える同盟国アメリカと多事多端な状況下、英霊に対し「外交防衛の両面で、これから厳しい局面が訪れます。日本は自力でこれに対峙しなければなりません」と時局の緊迫への覚悟を披歴し、自身の敢闘と日本国の必勝を祈願したのではないかと推察します。

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やべっち、来年は育休か。(日テレ『ぐるナイ』ゴチ14最終章)

 今年一年の集大成、日本テレビの人気番組『ぐるぐるナインティナイン』のゴチバトル最終戦。クビをかけた熾烈な闘いが、ホテルコンラッド東京内の超高級レストランCOLLAGEで行われた。設定金額は脅威の45,000円!激戦の結果、ビリはVIPチャレンジャーの大地真央さん(合計金額381,100円!)。七年越しの清算ならず!1位は岡村さんで、一年分の自腹366,100円を大清算。注目のクビは高額おみや代を払うはめになった矢部氏に決定。自分で選曲した「こんにちは赤ちゃん」のテーマとともに去っていた…。来年はイクメンマン(仮称)として参加か?

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デフレ脱却に黄色信号?2014年度当初予算、公共投資は実質マイナス。

 建築業界専門の『建通新聞』(電子版)の12月24日の記事によれば、来年度予算に占める公共投資は5兆9685億円で、前年比12.9%増である。しかし、社会資本整備事業特別会計が特別会計改革のあおりで廃止となったため、その影響を修正すると5兆3518億円で実質1.9%増であるという。これに消費税が5%から8%に増税される影響までを考えると、公共投資はマイナスになるという。

元記事↓
政府14年度当初予算案 公共事業費は1.9%増http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/131224590007.html

 デフレ脱却には需要を増やす必要があるが、民間からの投資はデフレ下では厳しい。そんな時こそ政府が需要を創出する必要がある。国土強靭化のための公共投資増額は需要創出にピッタリなのだが、この予算案では実質マイナスになりかねないという。防衛費が増額されているものの、公共投資がもっともっと増額されないとデフレ脱却は難しいかもしれない。なんとか消費税増税を先送りしてもらえないだろうか?

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急転!名護市市長選。島袋前市長が立候補断念。

 沖縄普天間基地の問題で安倍総理と仲井真沖縄知事が会談、名護市辺野古の埋め立て容認へ動く公算が高くなった。辺野古への移転が決まってから17年も揉め続けたが、漸く普天間基地移転が実現しそうである。
 ところがここへきて来年初頭に予定されている名護市市長選に立候補を表明していた島袋前市長が、「立候補断念」と言うニュースが入って来た。同市長選では現市長の稲嶺氏が「辺野古移転反対」、保守系の末松氏が「辺野古移転容認」、島袋前市長が「辺野古移転推進」の立場で、三つ巴の戦いとなっていた。しかし、末松氏が辺野古推進」の立場を表明する代わりに島袋前市長が降りる事で、保守派候補の一本化を図ることにしたのだという。もとより遠く本土にあっては、現地の詳しい事情は分からないが、あるいは末松氏に一本化することが仲井真知事説得の材料の一つだったのかもしれない。問題は、末松氏が辺野古推進の立場をブレずに堅持できるかである。那覇を中心とする県南部に比べて、経済格差や過疎化の影が忍び寄る県北部の振興がかかっている。

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今日は何の日?「鹿児島県・奄美群島、本土復帰から60年」

 昭和二十八年(1953)の今日、鹿児島県の奄美群島が本土に復帰。それから今日で60年である。
 戦後、同群島は沖縄諸島とともに米軍の占領下・施政下にあったが、アメリカの関心と資金や物資は主に沖縄に集中する一方、本土との経済的交流が断たれ経済的にも困窮する。その中で住民の間から本土復帰運動が燃えあがり、敗戦後8年で本土復帰を勝ち得たのである。

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5.56mm

 南スーダンで発生したクーデター騒ぎ。現大統領と前副大統領の対決という情報もある。足掛け20年に及ぶ血みどろの内戦を経て、ようやく北部のスーダンから分離独立したと言うのに、愚かなことだ。
 切迫する現地状況から23日、PKOで現地に展開する韓国軍から自衛隊の銃弾を提供して欲しいとの要請を受け、89式小銃用の5.56mm弾1万発を提供したという。韓国軍が展開する東部ジョングレイ州の州都ボル付近で戦闘が激化、大量の避難民が発生したため、避難民保護のために必要とされたのである。
 この5.56mm弾は西側スタンダードの弾丸で、自衛隊が装備する89式小銃やMINIMI機関銃、アメリカのM-16小銃やNATO諸国の主力小銃も使用している。銃弾を共通化するのは、いざという時友軍から銃弾を融通してもらうためである。しかし、南スーダンには多くの国がPKOに参加しているはずなのだが、なぜか5.56mm弾のストックが自衛隊にしかなかったという。事情が事情だけに自衛隊から韓国軍への緊急譲渡と相成ったようだが、同じPKOに参加する友軍としては、当然の処置だと思う。
 ところが、韓国内でこれが問題になったらしい。選りにも選って日本からという事に、韓国世論はお気に召さないらしい。ついには「銃弾は不足してない」と、国内向けの言い訳を始める始末である。それで韓国内の世論は沈静化できたとしても、日本を含め他の国との関係は良くならないだろう。現地の状況がさらに悪化して、本当に援助が必要になっても、今度はどこの国も動かないかもしれない。それでいいのだろうか?

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アンチ「特定秘密保護法」キャンペーン。それって誰得?!

 マスコミ、特に新聞と新聞社系テレビ局による特定秘密保護法反対の大論陣。その真の目的は「消費税の軽減税率適用を新聞に認めさせるためのロビー活動」だった。そのような分析が「フリーライター宮島理のプチ論壇」というブログに記載されていた。なかなか興味深い分析である。
元記事はこちら⇒http://miyajima.ne.jp/index.php?UID=1386727226

 戦後、長らく軍事や安全保障に関する話題を口にすることがタブー視されてきた結果、マスコミを含め社会全体から物事を安全保障に絡めて考える視線や、分析する能力が欠けてしまった。マスコミ自体に、国家の安危に係るような重要な情報を、正しく分析して公表の是非まで含めて責任もって対処できる能力が無い。その上、安全保障関係のニュースは人気が無く、テレビでは視聴率が取れないし新聞でも穴埋め記事的な扱いが多かった。いきおい、独自の取材も多くなく、防衛省のプレスリリースをそのまま流せば良いという状態だった。「特定秘密保護法」が制定されても、従来通りプレスリリースが出るなら、ほとんどのマスコミは困らないはず。困るのは西山事件の元・毎日新聞記者のような破廉恥な人物ぐらいだろう。「国民の知る権利」や「報道の自由」といっても、マスコミ自体に安全保障に係る重要情報を適切に扱う責任能力が無いのだから、その筋からの「公式見解」を記事にしていれば良かったはず。
 それがあの大騒ぎとなったのは、結局自分たちの利権のために存在感を示すのが目的だったというのである。丁度、2005年に第3次小泉内閣が構造改革の一環として新聞の宅配制度の規制緩和を検討した際、反格差社会キャンペーンを行ったときに類似しているという。
 う~む、一理ある。

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猫の手

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猫にも「利き手」があるそうだ。それも、オスとメスとではっきり分かれるという。オスは左利きが多く、メスは右利きが多いらしい。
詳しくは、以下の記事を参照されたし↓
http://news.nifty.com/cs/economy/economyalldetail/mycom-20131218-20131218020/1.htm

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今夜は埼玉でも雪か?

天気予報では、関東南部で雪が降るかもしれないという。寒気が南下してる状況で太平洋南岸を低気圧が通過すると雪になる公算が高いとか。今日は早めに家路につくべし

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水陸機動団、沿海域戦闘艦、オスプレイ。

 報道によれば、政府は本日午前中の国家安全保障会議及び閣議で新防衛大綱及び中期防衛力整備計画(平成26~30)を決定したという。
 防衛大綱とは来年度以降約10年間の安全保障政策の基本方針を示し、中期防は大綱を受けて5年ごとの具体的な防衛政策及び装備調達計画を示す。

以下は、ちょっと古いが先月21日の時事通信からの引用である。

陸自に水陸両用団=離島防衛強化を明確化ー新防衛大綱

 防衛省は21日、2014年度からおおむね10年間の自衛隊整備計画案をまとめた。陸上自衛隊に水陸両用団(仮称)を新設するほか、海上自衛隊に小型で高速航行が可能な沿海域戦闘艦(LCS)を配備する。中国の海洋進出を踏まえ、南西諸島の離島防衛強化を明確に打ち出したのが特徴だ。同省は12月中旬に策定する新たな防衛大綱に盛り込む方針。
 水陸両用団は、西部方面普通科連隊(長崎県佐世保市)の約700人が中核になる。敵に占領された離島に水陸両用車で上陸し、奪還作戦を遂行する米海兵隊的機能を持たせる。同省は15年度にも約3000人規模で発足することを目指す。
 LCSは護衛艦に比べ船体が小さく、離島沿岸部の水深が浅い海域でも航行できる。目的に応じて艦内の装備を入れ替えられる上、レーダーに捉えられにくいステルス機能も持つため、テロ対策から哨戒活動や偵察活動まで幅広い任務をこなせる。
 離島防衛の強化では、14年度予算の概算要求に調査費を計上した新型輸送機MV22オスプレイ無人偵察機グローバルホークの導入も明記する。 
 一方、陸自には全国の陸上自衛隊部隊を統括する「陸上総隊」を創設する。5方面隊に分かれている指揮系統を一元化し、東日本大震災のような大規模災害時の部隊編成を円滑化するのが狙いだ。西部方面隊の第8師団などは「機動師団」とし、離島での有事などの際の初動体制向上を図る。
 戦車部隊は本州への配備を中止し、北海道と九州に重点的に配備するよう計画を見直し、現大綱の約400両を約300両に削減。高速走行が可能で離島や原発など重要施設の防護を目的に開発した「機動戦闘車」に切り替える。陸自の定員は現大綱の15万4000人を15万9000人に引き上げる方針だ。(2013/11/21-18:21)

以上、引用終わり。
 
 水陸機動団(※上記記事の時点では、水陸両用団)というアメリカ海兵隊のような組織を陸自内に新設するそうだが、正直疑問だ。水陸両用車を強襲揚陸艦(海自では輸送艦)に搭載して奪回に向かっても、相手がまともな対艦ミサイルを装備していればフネごと撃沈されてしまう。それを避けるためには護衛艦を多数つける必要がある。しかし、ことを尖閣諸島防衛に限るなら、わざわざ大掛かりな新組織を立ち上げるよりも、尖閣諸島自体に守備隊を先に常駐化したほうが良い。我国に必要なのは、アメリカ海兵隊型の組織より英国のSBSやアメリカのSEALsみたいな組織であり、それはもう存在する(陸自の空挺団や海自の陸戦隊)。これ以上、屋上屋を架すこともあるまい。
 沿海域戦闘艦(Littoral Combat Ship)は、まだアメリカでも配備が始まったばかりで、運用法も手探りの状態らしい。しかし、インディペンデンス(USS Independence LCS-2)で採用されたトリマラン(三胴船)と言う船体は研究の価値がある。トリマラン船体の建造技術の取得と運用法研究のためには必要だろう。
 オスプレイはあれば便利だが、離島防衛なら国産飛行艇US-2の輸送機型を多数調達する方がより合理的かと思う。

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マンデラ元大統領の葬儀、白人系市民はどこへ行った?

 ニュースで観た南アフリカ元大統領ネルソン・マンデラ氏の葬儀、参列した各国の弔問団以外、カメラに映るのは黒人ばかり。葬儀場で踊ってるのも黒人、街角インタビューに答えているのも黒人、ヘンテコ手話通訳も黒人。一体この国の白人はどこへ行ったのだろうか?
 南アフリカ国民の内、白人系は1割にも満たない。人口比が低い以上、画面に白人がほとんど映らなくてもおかしくはない。だが、それにしても白人が映らない。無論、単に画面に映ってないだけで、フレームから外れたところに白人の参列者がいたのかもしれない。しかし、残念ながら白人系の南アフリカ国民がマンデラ氏の死去をどう感じているのか、ニュースでは伝わってこなかった。アパルトヘイトが終わって以来、治安悪化と失業率上昇、隣国からの移民排斥と多事多端な南アフリカの現状を、もっとしっかり報道して欲しかった。

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12月14日と言えば、赤穂浪士の討ち入りの日。浪士は何故、半蔵門付近に潜伏していたのか?

 元禄十五年(1702年)の今日(旧暦1月30日)、かの有名な赤穂浪士の討ち入りがあった。この事件に関して、この前読んだ『日本史の謎は「地形」で解ける』(竹村公太郎著、PHP研究所刊)と言う本に面白いことが書いてあった。赤穂浪士の有力メンバーの幾人かが、半蔵門周辺に潜伏していたとされるのだが、これがおかしいというのである。何故おかしいのかと言うと、この半蔵門は当時も今も土手でつながっていた(大手門以下、他の門は木製の橋で堀を渡る。戦時には橋は破却される)江戸城の本当の表門(大手門は大名や幕臣が登城するための門)であり、周囲には御三家の上屋敷や旗本(将軍の親衛隊)の屋敷が密集する最重要警備区域であり、不穏分子が潜伏出来る場所ではないのだという。ここに赤穂浪士が潜伏するというのは、警視庁の一室に過激派がアジトを構えるようなものだという。と、言う事は幕府は赤穂浪士の動きを完全に黙認どころかなかば匿っていたようなものだというのだ。なぜ、そんなことを?背景には徳川氏がまだ三河の松平氏だったころからの、吉良氏との確執があるという。詳しいことは、『日本士の謎は「地形」で解ける』をご覧ください。大変興味深い本です。

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張成沢は北のトロツキーか?!

 報道によれば、北朝鮮の金正恩の義理の叔父で同国№2と目されていた張成沢は、特別軍事法廷で死刑宣告を受け、即刻処刑されたという。罪状は国家転覆を図ったからだという。
 まさか即、死刑とはね。てっきり暫くどこかの収容所で飼殺しにしておいて、必要になったらまた復帰させるかと思っていたのだが、容赦ないね。恐ろしい事だ
 ところで、フルシチョフはどこにいるのかな?

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『決断』

 今日、12月8日は言わずと知れた太平洋戦争開戦の日(昭和十六年)である。その歴史を振り返るために、アニメンタリー『決断』と言うDVDを観た。この作品は、昭和四十六年に製作されたテレビアニメで、老舗タツノコプロの制作。子供のころ一度観たが、その後再放送は無かったように記憶している。さすがに40年以上前の作品だけあって、古色蒼然たる出来だが、吉田竜夫御大デザインのキャラクターと、劇画タッチの作風が良い味を出している。実在の人物が描かれているが、デザインがいいので一目見れば誰だかわかる(艦上機の搭乗員に、何故か田中邦衛にそっくりのキャラが!)。メカのデザインも、この当時としてはなかなかの出来。九七式中戦車が敵陣に乗り込むと、砲塔を回転させて後部の機銃を使ったり、英軍のブレンガンキャリアーというマイナーなAFVが出てきたり、結構凝ってます。
 本作はタイトルに『決断』とあるように、指揮官がいかなる決断を下し、どのような結末に至ったかを描いている。過剰に戦争の悲惨さのみを強調することなく、さりとて能天気に日本軍礼賛に走ることもなく、かなりバランスが取れてるのではないかと思います。
 オープニングの口上書きが秀逸なので、引用させて頂きます。

人生で
最も貴重な瞬間
それは
決断の時である

太平洋戦争は
われわれに
平和の尊さを教えたが
また
生きるための教訓を
数多くのこしている

最新の考証を基に、どこかでリメークして欲しい作品である。

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本日未明、民法九○○条四号ただし書前段の規定を削除する改正案が可決成立

 報道によれば、本日未明非嫡出子の法定相続分を嫡出子のニ分の一とする規定を削除する民法改正案が成立したという。

以下、共同通信の配信記事より引用。

 結婚していない男女間の子(婚外子)の遺産相続分を法律上の夫婦の子(嫡出子)の半分とする規定を削除する改正民法は5日未明の参院本会議で全会一致により可決、成立した。最高裁が9月に同規定を違憲と判断したのを受けた対応で、婚外子と嫡出子の相続分は原則として同等となる。明治民法以来の規定は、家族観の変化により115年で「差別」として解消された。 
 採決は4日昼の予定だったが、6日の国会会期末をにらんで特定秘密保護法案をめぐる与野党の攻防が激化した影響で、いったん4日夜に延期、5日未明にずれ込んだ。

以上、引用終わり。

 本年9月4日に最高裁大法廷が下した決定には疑問を感じていたのですが、このような結果になりました。なお、戸籍法の改正案は、1票差で否決されたと朝のラジオニュースで言ってました。

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『キャプテンフィリップス』

 映画館で『キャプテンフィリップス』(監督:ポール・グリーングラス、主演:トム・ハンクス)という映画を観てきました。2009年4月に発生したソマリア海賊によるコンテナ船マースク・アラバマ号(船籍アメリカ 全長155メートル コンテナ最大1092個積)襲撃事件を映画化したものです。
 大変リアルかつ緊迫感に満ちた作品でした。詳しい内容はネタばれになるので記載できませんが、一見の価値ありと思います。
 観た感想として
1.独航船は狙われ易い。
2.どんな大型船でも、丸腰では危険。たった4人の武装集団に取りつかれただけで制圧されてしまった。危険海域では、武装警備員が必要。
3.海賊になるソマリア人の貧しさが半端無い。最後は海賊たちに同情してしまった。(これもストックホルム症候群か?)
4.イージス駆逐艦にフリーゲート艦や強襲揚陸艦、SEALsまで投入する大捕り物!ここまで映像化すると、アメリカ側の手口がばれそう!おそらく、保安上一番重要な部分は伏せてるんだろうと思うのですが…近年ソマリア沖での海賊ビジネスが下火になって、他の海域へ重点が移ったので、ここまでの映像化を許したのかもしれません。
5.船長の責任は重い。孤独に闘うフィリップス船長を、トム・ハンクスが熱演してます。

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『かぐや姫の物語』注目キャラは女童(めのわらわ)。

 先日、話題の映画『かぐや姫の物語』を観た。すばらしい作品だった!原作は「竹取物語」。日本人なら誰もが知ってるこの昔話を、巨匠・高畑勲監督が丹精込めて作るとここまで優れた作品になるのかと感心させられた。
 人物と背景が同じタッチで作画される独特の映像が美しかった。登場人物一人ひとりのキャラも、よく描かれていて魅力的だった。(CV・地井武雄)と(宮本信子)の、姫にかける愛情といつくしみがひしひし伝わって来た。ことに地井さん演じる翁の、愛するが故の愚かさが泣ける。地井さんに完成作をお見せできなかったのが残念。
 脇役も充実していて、姫の教育役の相模(高畑淳子)の見事な平安顔が秀逸。注目なのが田畑智子さんが演じた女童(めのわらわ)。大福もちに糸のような目と口がついた、人間離れした容貌の持ち主で、コメディーリリーフ役である。が、なかなかどうして最後まで大活躍する(詳細はネタばれになるのでここまで)。
 この作品、先行して封切られた宮崎駿監督の『風立ちぬ』と比べると、どちらが優れているか?いずれ甲乙つけがたい名作なのだが、あえて優劣をつけるなら、『かぐや姫の物語』に軍配を上げよう。

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師走

もう12月!なんて早いんだ!!

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