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『決断』

 今日、12月8日は言わずと知れた太平洋戦争開戦の日(昭和十六年)である。その歴史を振り返るために、アニメンタリー『決断』と言うDVDを観た。この作品は、昭和四十六年に製作されたテレビアニメで、老舗タツノコプロの制作。子供のころ一度観たが、その後再放送は無かったように記憶している。さすがに40年以上前の作品だけあって、古色蒼然たる出来だが、吉田竜夫御大デザインのキャラクターと、劇画タッチの作風が良い味を出している。実在の人物が描かれているが、デザインがいいので一目見れば誰だかわかる(艦上機の搭乗員に、何故か田中邦衛にそっくりのキャラが!)。メカのデザインも、この当時としてはなかなかの出来。九七式中戦車が敵陣に乗り込むと、砲塔を回転させて後部の機銃を使ったり、英軍のブレンガンキャリアーというマイナーなAFVが出てきたり、結構凝ってます。
 本作はタイトルに『決断』とあるように、指揮官がいかなる決断を下し、どのような結末に至ったかを描いている。過剰に戦争の悲惨さのみを強調することなく、さりとて能天気に日本軍礼賛に走ることもなく、かなりバランスが取れてるのではないかと思います。
 オープニングの口上書きが秀逸なので、引用させて頂きます。

人生で
最も貴重な瞬間
それは
決断の時である

太平洋戦争は
われわれに
平和の尊さを教えたが
また
生きるための教訓を
数多くのこしている

最新の考証を基に、どこかでリメークして欲しい作品である。

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