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『アンネの日記』破損事件、犯人は不起訴へ。

 時事通信によれば、『アンネの日記』をはじめとするアンネ=フランク関連書籍を破損したとして逮捕されていた男が、精神鑑定の結果、不起訴になるらしい。

以下は、時事通信配信記事からの引用

 

 東京都内の図書館で「アンネの日記」や関連書籍が相次いで破られた事件で、器物損壊などの疑いで逮捕された小平市の無職の男(36)が、精神鑑定で心神喪失と判断されていたことが19日、関係者への取材で分かった。東京地検は近く、男を不起訴にする方針。
 男は一連の事件への関与を認めていたが、言動に不可解な点があり、地検は4月16日、東京地裁に鑑定留置を請求していた。
 関係者によると、今月16日まで精神鑑定を実施。刑事責任を問うのは難しいと判断されたという。
 
以上、引用終わり。

 この事件について、個人的には船橋西図書館蔵書破棄事件のように司書、あるいは図書館内部の犯行ではないかと疑っていました。理由は、犯行が来館者によって図書館内で行われた場合、他の利用者に気づかれるのではないかと思ったからです。内部の人間なら犯行は容易だろうと。一方、世間では何故か「右傾化」や「ヘイトスピーチ」と無理やり結び付ける論評もみられました。しかし、いざ犯人を捕えてみれば、思想的な背景などない男でした。その上、「刑事責任を問えない」という結論。どうも釈然としない幕引きです。
 本件はこのまま終息しそうですが、図書館の蔵書をどう守るかという課題は残りました。特に、古文書や古地図など、歴史的価値があり、かつ復刻等が無い資料を犯罪や災害からどう守るのか?オリジナルのデジタル化とウェブ上での開示を進める事が望ましい。一方、図書館職員の身上調査を十分行い、外国人や偏った思想信条にかぶれた人間が貴重な歴史資料を棄損することが無いようにしないといけないと思います。

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