« 今度はアルジェリア機が行方不明?民航機はオスプレイより危険。 | トップページ | とにかく暑い。 »

「美味さの箱根越えだ!」(『孤独のグルメSeason4』第3話、神奈川県足柄下郡箱根町のステーキ丼)

 渓谷に架かる鉄橋を、ゆっくり渡る登山電車。宮ノ下駅(箱根登山電車、標高436M)に着く五郎さん、箱根はすっかり夏である。ふと見ると、注意いのしし出没地帯!の看板がある。瀟洒なデザインの小さな駅舎から外へ出る。折角の箱根、仕事終わったらブラっとするか、等と考えていると、直ぐに古民家カフェ・NARAYA CAFEに到着。1階がカフェで2階がギャラリーになっているのだが、2階部分が道路に面している。今日はこのギャラリーの下見に来たのだ。
 1階部分に降りようとすると、足湯につかりながらアイスコーヒーを飲む女性客を発見。温泉郷・箱根ならではの風景だ。カフェの入り口で、出てきた女性従業員に来意を告げる。責任者を待つ間、ふとレジ横に置いてあるひょうたん最中 ならやん(200円)が目に留まる。あんは4種類から選べるという。なかなかそそられる。そこへ、責任者の(土井よしお)がやってくる。もみあげの長さが印象的である。もみやんというあだ名を、心中密かにつける。もみやんとギャラリーを内覧する五郎さん。知り合いのサミュエル・マーカスという人物が、切り絵の展示が出来るギャラリーを探しているのだという。もみやんが事務所で確認をとる間、カフェでコーヒーとならやんのゴマあんを注文する。ならやんは、ひょうたん型の最中の皮に、自分であんを詰めて食べる。暫し、左官屋気分であんをつめ、いざ食す。丁度いい甘さ、ならやんいけるでガス。
 その後、もみやんと打ち合わせを終え、店を後にしようとする。と、店内にあった宮ノ下・小涌谷ノスタルジック散策路というチラシに気づく。手にとって暫し眺めた後、もみやんに断って1部もらう。外に出て見ると、線路わきに細い道がある。散策してみる五郎さん。ノスタルジックってほどでもないが、ちょっといいぶらり道…等と言っていたら、だんだんけもの道っくな感じになって来た!と、ガサガサと音がする!すわ、イノシシか?!慌てる五郎。漸く舗装された道に出ると、食・呑・処 いろり家という看板(←これ、伏線)。ここで、さっきのチラシを確認すると、温泉幼稚園という謎の文字。さては、園庭に大露天風呂でもあるのか?興味が出てきたので、行ってみることにする。
 途中、不案内な道を迷いつつ、幼稚園入口に辿りつく。入口すぐのところを、登山電車の高架が掛り、折しも電車が通過していく。中を進むとそこは旧・温泉小学校。廃校を幼稚園にしているのだ。ブランコに乗って、往時の温泉小の姿に思いを馳せる五郎さん、ついノスタルジックな気分でいたら、腹が減った!店を探そうとチラシを見て、「そう言えばさっき」と、さっき見た看板を思い出す五郎。しかし、また道に迷って四苦八苦する。漸く看板があったところまで戻り、そこからさらに奥へと進む。辿りついた店は、大女将(小貫加惠)と若女将(青山倫子)が二人で切り盛りする居酒屋兼食事処。「ランチはステーキ丼アワビ丼から選べます」と大女将に言われ、はたと悩む五郎。ステーキにアワビ、陸の王さまと海の王さまの、お出ましである。どちらをお迎えするべきか?悩んだ末にステーキ丼を選択する。ついでに一品料理も注文しようと思ったが、品数の多さにまた迷う。その間にも、店にはお客さんから電話が来る。店までの道が分かりにくいらしい。漸く料理が決まり、旬野菜の胡麻和えと、わかさぎの南番漬けを注文する。やれやれと思いながらふとカウンターを見ると、懐かしい知恵の輪が置いてある。試しに手にとって見るが、なかなか解けない。ガチャガチャやってるうちに他のお客さんが到着、慌てて知恵の輪を投げ戻す五郎さん、他のお客(3人家族)はお座敷に案内される。そこへ漸く料理が出てくる!胡麻和えには旬のアスパラとオクラとソラマメが入っている。ゴマソースがナイス!南蛮漬けのわかさぎは芦ノ湖産、濃いめの味付けがいい!一方、お座敷の家族連れに大女将が、「お肉焼くのに時間がかかるから」と言って、子供に知恵の輪を渡していった。早速遊び始める子供。それを横目にもくもく食べ続ける五郎、心中「知恵は頑張れば授かれるものではない。少年よ、人生には解答が出無いときもあるのだ」などとひとりごちていたら、あっさり知恵の輪が外れてしまった!「よかったね」としか言いようがない。そうこうするうちに、肉の焼ける音。漸く五郎の選んだステーキ丼がお出ましだ!スライスした足柄牛のステーキと玉ねぎとカイワレ大根、わさびが付いている。他に、みそ汁と温泉卵と漬物、ステーキソースとおろしポン酢付。期待を裏切らない風格だ!まずは、ソースをかけて頂く。おお、俺の決断は間違っていなかった!この噛み応え、充実感!ポン酢もまたよし!箸でステーキを喰い、蓮華でどんぶり飯を喰う。ステーキという狩猟民族の王様を、どんぶり飯に乗っけて迎える農耕民族日本人。やはりご飯は、この島国の食の御神体だ。側使えしている、みそ汁の働きも素晴らしい……と、隣のアワビ丼がでてきた。つい、他の客の頼んだものが気になるのだが、このアワビ丼もすごい!つい、心が揺れる五郎さん、「二人なら両方食べられるわけか」と思ったfが、「俺は一人の自由を謳歌しよう」と、改めてステーキ丼に向き合う。やはり、肉はいい!体が燃えたぎる。飯がそれを後押しする。
 「よーし、往路は終了、ここから復路、第6区のスタートです。よーいドン(丼)!」。温泉卵に漬物も混ぜて、一気にかきこむ五郎さん!目の前に富士山が見えるような満足感で「ごちそうさまでした」。
 店を後にする五郎、腹ごなしにチェンバレンの散歩道へ行ってみることにする。「いのしし、出ないかな?」。

|

« 今度はアルジェリア機が行方不明?民航機はオスプレイより危険。 | トップページ | とにかく暑い。 »

映画・テレビ」カテゴリの記事