謎を解くカギは「エーカーズ」にある。『マレーシア航空機はなぜ消えた』(杉江弘 著、講談社)
3月8日未明にクアラルンプールを発ち北京に向かったマレーシア航空MH370便が消息を絶って既に5か月以上が過ぎた。しかし、今だ手がかりもないままである。
本書は謎の多い航空機失踪事案について考察し、核心に迫った良書である。著者の杉江氏は元日航のベテランパイロット。長年培った知識と経験を駆使して、蓋然性の高い仮説を提示している。残念ながら、機体もフライトレコーダーもボイスレコーダーも未発見の現状では、杉江氏の分析が正しいかどうか証明できない。一刻も早い機体の発見が待たれることは、言うまでもない。
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