あの人の消息。
昨年末のブログで記事にした湯川さんの消息が、最悪の形で明らかになった。
残念がら、湯川さんともう一人の日本人、フリージャーナリストの後藤さんを救う手立ては、無きに等しい。テロリストに身代金を払うのは論外だし、払ったところで解放される保証もない。日本から遠く離れた中東で、人質奪還作戦を行えるような部隊もないし、そもそもそんな有力な部隊が存在するなら、まず北朝鮮に投入して拉致された同朋の救出に当たるべきだ。できることといえば、周辺国に協力を仰いで仲介の労をとってもらい、話し合ってみるぐらいだが、正直時間稼ぎにすらならないかもしれない。できることはほとんどない。
捕まっている湯川さんと、後藤さん。残念がら私たちにはどうすることもできません。残された時間は少ないですが、二人とも日本男児として、いや一人の人間として、恥ずかしくない身の処し方を選んでください。
(弔辞を読んでるようで、大変心苦しい。イスラム国、許すまじ)
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