« 海上保安部のゲートが、何者かに封鎖される。沖縄県、第11管区海上保安部、中城保安部 | トップページ | 鹿児島県・口永良部島で火山噴火!全島避難へ »

疑わしきは罰せず。

 報道によれば、昨年、韓国仁川で行われたアジア大会で、カメラを盗んだとして窃盗罪に問われた日本人競泳選手に対し、仁川地裁は有罪判決(罰金100万ウォン、約11万円)を下したという。
 判決要旨を見たわけではないので、詳しいことは言えないのだが、今朝の情報番組ではこの判決に関していくつか疑問があると論じていた。
 例えば、本件では直接の物証がほとんどない。唯一証拠らしきものとされた、犯行をとらえた防犯カメラの映像は、甚だ不鮮明。誰かが何かを持ち出してるようだが、個人を特定できるほどではない。これなど、改竄の余地のないよう作業の過程を全て収録しつつ、最新のデジタル技術で映像を解析すれば、もっと鮮明な映像を出せるのではないかと思えるのだが、そんなことは一切なし。挙句、「信ぴょう性に乏しい」として、結局証拠としては採用されなかったという。
 では、何が有罪の決め手となったかというと、どうも事件直後のJOC関係者の「証言」だけらしい。その証言というのも、事件直後だか直前だかの「映像」を見せられて、そこに映っているのが「○○選手だろう」と証言したというだけ。そのJOC関係者が見せられた「映像」は、先に取り上げた「犯行をとらえた防犯カメラの映像」よりは鮮明(個人を特定できるほどに)だったらしいのだが、犯行の瞬間をとらえたものではない。しかも、肝心のその映像は「消去された」(!)として、証拠として提出されなかったという。いくらなんでも、でたらめすぎないか?
 刑事事件では、「疑わしきは罰せず」が基本だと思うが、この判決には、どうも納得できないものがある。詳しい続報を待ちたい。

|

« 海上保安部のゲートが、何者かに封鎖される。沖縄県、第11管区海上保安部、中城保安部 | トップページ | 鹿児島県・口永良部島で火山噴火!全島避難へ »

ニュース」カテゴリの記事