オスプレイ17機、日本へ売却。
報道によれば、米国は5日、日本にオスプレイ(MV22)17機を売却する決定をしたという。総額は30億ドル、約3600億円だそうな。
一時「危険な欠陥機」と、根も葉もないデマを「沖縄タイムズ」と「琉球新報」に流されたが、今では安全性が実証され、先日発生したネパール震災にも、普天間基地から出動したオスプレイが山間部への輸送に活躍したという。
固定翼機とも回転翼機とも異なる「ティルトローター機」であるオスプレイを導入することは、ティルトローター機の飛行特性の把握と、運用法の研究に欠かせない。ただ、防衛費は有限である。離島防衛に役立てるなら、US-2飛行艇の輸送機型を開発・配備した方が、日本の国情にあっていると思う。話を尖閣諸島防衛に絞るなら、守備隊の常駐と機雷敷設が効果的だ。南西諸島全体の防衛なら、与那国島と石垣島への警戒部隊の展開と、宮古島への地対艦ミサイル部隊の配備、空自603飛行隊(那覇)へE-2D早期警戒機を5機配備することが望ましい。日本全体の防衛なら、空自602飛行隊(浜松)に配備されているE-767AWACSを、4機から9機に増勢するほうが優先されるだろう。
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