70年の不作為。
現下、我国の安全保障にとって、最大の脅威は中共の核ミサイルである。我国には対抗できる独自の核武装は無い。ドイツやイタリアといったNATO諸国のような、米軍との核兵器シェアリングもない。弾道弾迎撃は、ミサイル発射の兆候を事前に正確につかむことと、飛来する弾道弾を真正面から迎撃できる場合に限り、わずかながら成功の可能性がある。しかし、飽和攻撃プラスダミー弾頭多数で来られたらもうお手上げだ。反撃も迎撃もできず、先制攻撃は論外。となると後は核シェルターを用意するぐらいしか対策はない。ところが、現在公式には公共の核シェルターは国内に一つも存在しない!大都市圏の地下街などは、核シェルターの代用になる可能性はあるが、あくまで代用である。情けないことに、我国は自前で準備できる核兵器対策を、まったくやってこなかったのである。
今日は広島に原爆が投下されて70年目。歴代政権は、今まで何をやっていたのだろうか?これでは、広島長崎の原爆犠牲者に、申し開きが立たない。
ちなみに、二番目の脅威は、韓国による原発建屋への長距離巡航ミサイル攻撃である。
どこへ飛んでいくかわからない北朝鮮のテポドンの脅威は、それほど高くない。むしろ、北朝鮮政府の指嗾による在日朝鮮人の一斉蜂起を隠れ蓑にして、潜入工作員に重要インフラや要人をテロ攻撃される方が脅威だ。
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