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ニイタカヤマノボレ1208

 明日、12月8日は大東亜戦争の開戦日に当たる。昭和十六年十二月八日、今から74年前のことである。
 先の戦争に関しては「無謀な戦」という評価が多いようだが、最近読んだ「日米開戦 陸軍の勝算」(林 千勝 著、祥伝社)によれば、陸軍戦争経済研究班(責任者の秋丸陸軍中佐にちなみ、秋丸機関と呼ばれる)の研究により、一応勝算は立っていたらしい。秋丸機関の戦力評価が妥当であったかどうかは何とも言えないが、開戦を決める御前会議の前に出された研究報告が、開戦の意思決定に影響を与えたことは確からしい。少なくとも、当事者の意識の上では、「全く勝ち目がない」戦争を始めたわけではなかったのだ。逆に、秋丸機関が「どうやっても無理!」という報告を出していたら、開戦の意思決定は、どうなっていたかわからない。もちろん、「戦争はやってみなけりゃわからない!」と強弁する石頭はいただろうが、数字を示されたうえで「では、勝算のある作戦案を提示せよ」と言われれば、やがて沈黙せざるを得んだろう。そうなったら、その後の歴史はどうなっていただろう?興味深い

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