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自衛官より10倍以上危険な職業、それは漁師。

 株式会社イースト・プレスが刊行した「誤解だらけの平和国家・日本」(著者:八幡和郎)によれば、現在自衛隊の年間殉職者は10人足らずで、全自衛官25万人で割ると、だいたい3万人に一人。
 一方、トラックの運転手は3000人に一人。自衛官の十倍だという(同書84頁)。すなわち、トラック運転手120万人に対し、事故死者は400人ほど(同書89頁)。
 トラック運転手より更に危険なのが漁師で、専業と第一種兼業で13万人程度に対し、死者64人で2000人に一人の割合だという。「板子一枚、下は地獄」は、今も変わらない。
 世界的に見ても、漁師は最も危険な職業だという。具体的には以下の順位。

1. 漁師
2. 樵(傾斜地、高所、チェーンソー)
3. パイロット(民間小型機)
4・ スタントマン(見ての通り)
5. 警官(交通事故が多い)
6. 資源リサイクル業者(危険物に触れるため)
7. トラック運転手
8. 屋根葺き職人
9. 農業(トラクター事故、洪水時の見回りで遭難)
10.電気工事業(感電、転落)
11.炭鉱労働者
12.建設業(転落、落盤)
13.タクシー運転手
14.高層建築物清掃業
15.整備工
16.船員
17.製粉業(窒息死が多い!)
18.消防士
19.セメント・コンクリート製造業
20.ガードマン
(同書88頁、ソースhttp://list25.com/25-extremely-dangerous-jobs/2/

 なんと、職業軍人がワースト20に入ってない?!

 では、もし今後自衛隊が中東へ、フランスやドイツと同程度の規模で「派兵」することになればどうか?
 イラク戦争を例にすれば、米軍が4486人(最大派兵人数168000人中)、英軍179人(同46000人中)の戦死に対し、お付き合いで出兵したイタリアは33人(3085人中)、スペインは11人(1400人中)。日本は5年間で最大800人派遣して戦死者0人。(同書83頁、図表4)
 アフガニスタン紛争では、米軍2361人(最大90000人中)、英軍453人(9500人中)、フランス86人(4005人中)、ドイツ54人(5000人中)。(同書85頁、図表5)
 主力である米軍は、派遣人数も最大でその分犠牲者も多く、英軍がそれに次いでいます。英国は、中東に深くコミットしてきたため、その分派兵人数も多く、米軍と共に戦闘の矢面に立つため、犠牲が多くなります。
 一方、ドイツやフランスの死者ですが、消して少ない数ではありませんが、派兵期間で割れば年間5人ぐらい。現在の自衛官の年間殉職者数が10人弱であることを考えれば、それが15人に増えるぐらい。現在の年間3万人に一人の殉職者の割合が、2万人に一人ぐらいになる。それでもまだ漁師の事故死の割合の10分の一程度です。しかも、これはNATO諸国並みに戦闘にも参加する場合です。今回の安保法制では後方支援がメインです。もちろん危険な場所であることは事実ですが、「集団自衛権行使→戦死者続出→徴兵制になる!」ということは、まずありえないことです。大東亜戦争のような惨事(軍人戦死者230万人、民間人死者80万人、計310万人!)は、国土が戦場化しない限りまず起こりません。
 もちろん、人間は数字ではありません。避けられる危険は避けるべきですし、殉職者を少なくするための努力は、不断に続けなければなりません。漁師やトラック運転手、それに最近問題となった長距離バス運転手の安全対策は、もっと拡充する必要があるでしょう。集団自衛権の行使に関しては、極端な意見やあからさまなデマに惑わされないように注意して、見守る必要があると思います。


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   (※Amazon様より、転載させていただきました)


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