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バルチック海運指数(BDI)

 バルティック海運指数(Baltic Dry Index BDI)とは、英国・ロンドンのバルチック海運取引所(Baltic Exchang : since1774)が発表する外交不定期船の運賃指数。ドライカーゴ(乾貨物。鉄鉱石、石炭、穀物など)を運搬する外交不定期船の運賃から割り出す。「指数」であるので、実際の運賃価格とは異なる。昭和60年(1985)1月4日の数値1000を基準とする。
 海運会社、特に不定期船を主力とする会社の株価と連動する。
 平成20年(2008)5月20日に最高値である11793ポイントを記録したが、同年9月のリーマンショック(投資銀行リーマン・ブラザーズの破綻に端を発する世界的金融危機。米国のサブプライム問題が原因という)による世界不況で急落(同年12月5日で663ポイント)した。
 経済状況のほか、「滞船」(沖待ちの増加、港湾インフラ能力の不足による)やモンスーンなどの海象によっても変動する。

 そのバルチック海運指数、現在リーマンショック時よりさらに低下しているという(2月10日で、290ポイント)。
 HARBOR BUSINESS Onlineの3月3日の記事(記事こちら)によると、海運1位のマースクライン(市場占有率14.7%)で2015年の収益が前年比で82%減で、4000人の解雇を行うという。
 同社のCEOであるニルス・アンダルセン氏は、インタビューに答えて、「ヨーロッパ、ブラジル、ロシア、西アフリカすべてで貿易取引が減少した」ことと、「原油価格の値下がり」を原因に挙げている。

記事全文→http://hbol.jp/85334

 ちなみに、現在の海運上位10社は以下の通り。(3月2日現在)

1.マースクライン(MAERSK)デンマーク・コペンハーゲン
2.メディテラニアン・シッピング・カンパニーMSC
  (Mediterranean Shipping company S.A)スイス・ジュネーブ
3・CMA-CGM フランス・マルセイユ
4.エバーグリーン(Evergreen Marine長栄海運)台湾・台北
5.ハッパクロイド(Hapag-Lloyd)ドイツ・ハンブルグ
6.COSCO(China Ocean Shipping Company 中国遠洋運輸集団)
  中共・北京
7.CSCL(China Shipping Container Lines中海集運)中共・上海
8.ハンブルグ・スド(Hamburg Süd)ドイツ・ハンブルグ
9.韓進海運(Hanjin Shipping)韓国・ソウル
10.OOCL(Orient Oversea Container Line東方海外貨櫃航運公司)香港

 日本企業は、11位に商船三井(MOL)、17位に川崎汽船(K Line)が入っている。

世界の海運上位100→http://www.alphaliner.com/top100/


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