オーストラリアのコリンズ級潜水艦更新計画は、フランス案に決定らしい。
オーストラリアで旧式化したコリンズ級潜水艦6隻を、新型艦12隻に更新する計画で、フランスが提案した計画が採用されたという。
同更新計画では、日本とフランスとドイツが、それぞれ提案を行っていた。
日本 「そうりゅう」型 スターリング機関搭載
ドイツ 「214」型 燃料電池搭載
フランス 「スコルぺヌ」型 MESMA搭載
現在実用化されているAIP(Air-Independent Propulsion:非大気依存推進)が勢ぞろいしている。
フランスのMESMA(水中自立エネルギーモジュール)は、クローズドサイクル蒸気タービンの一種で、液体酸素を気化させてエタノールと混合し燃焼させることで燃焼ガス(摂氏700度)を発生させ、それで高温蒸気(摂氏500度)を発生させ蒸気タービンで発電するシステム。
ドイツの214型の輸出型で韓国が採用した「孫元一」型潜水艦は、トラブル続きと言う情報がある。
オーストラリア海軍の潜水艦の主敵はシナ海軍の原潜だが、AIP潜水艦でシナ原潜をチェイスした実績があるのは日本の「そうりゅう」型だけである。オーストラリアがなぜ実績の無いフランス艦を選んだのか、理由は不明。
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