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中華民國巡視船が、日本最南端の沖ノ鳥島へ向け出港。

 昨日、中華民國の行政院海岸巡防署(日本の海上保安庁に相当)の巡視船「巡護九號」(画像・データ)及び漁業監視船1隻が、日本の最南端の沖ノ鳥島近海へ向け出港した。先日の中華民國籍漁船の拿捕に対する抗議と、漁業権益の保護が目的だという。現地には五日以内に到達する予定。
 中華民國の総統である馬英九(第13代)は、「沖ノ鳥島は島ではなく岩である。従って、当該海域は日本のEEZに当たらない。」と主張しているようだがそれは誤り。沖ノ鳥島は「島」であり、我国領土である。馬英九がなぜそんな馬鹿なことを言いだしたのか。どうも来る5月20日に第14代総統に就任予定の蔡英文女史(今年1月16日の総統選挙で圧勝した)への「置き土産」のつもりらしい。日本との外交問題を惹起して、面倒を蔡女史に押し付け、日本との間にくさびを打ち込んでおきたいようだ。背後には北京の思惑もあるかもしれない。
 日本にとっても嫌味な話だが、むしろこれを「奇貨」として、問題解決のための話し合いと称して次期総統たる蔡女史側と協議し、中華民國との国交再開の道筋をつけてやれば、北京に恥をかかせることができよう。中共とは、そろそろ縁を切るべきだ。

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