「日本死ね!!!」は護憲論者が絶対口にしてはいけないセリフ。日本死んだら、憲法も死んじゃうからね。
「日本死ね!!!」と書き込んだ人は、護憲派ではないはず。日本が死ねば、憲法も死んでしまうのだから。
では改憲派かといえば、勿論それもありえない。憲法が無くなってしまえば、改憲しようもない。
護憲派は「憲法を変えないことが日本のためになる」と考えている人々であり、改憲派は「憲法改正が日本のためになる」と考えている人々であるはず。方法論は違うが、「日本のために良かれ」と思っていることは共通。日本の死を望むなど、とんでもないことだろう。護憲でも改憲でもない、強いて言えば「壊憲」か。
ついでに言えば、最近話題の「立憲主義」にも反するし、「近代民主主義」にも反する。なぜなら、近代民主主義国の有権者には、須らく「国防の義務」(※)が課せられている。祖国の死を願うなど、民主主義国の有権者たるものに許されることではない。書き込んだ人物が日本人ならばの話だが。
さらに言えば、「言論の自由」による保障も期待できないだろう。「(憲法も諸共に)日本死ね」と主張する者を、なぜ憲法が護らねばならないのだろう?日本死ねと言いながら日本の憲法に護ってもらおうなんて、虫が良すぎる。
※ 成文憲法に明文規定があるか否かに関わらず、近代民主主義国の国民には国防の義務がある。ただし、スイスのように全国民が武装することが直ちに求められているわけではない。国情はさまざまだから。従って、「自衛隊の活動を邪魔しない」、「外国による間接侵略(宣伝戦など)に騙されない」ことでも、十分国防の義務を果たしていることになる。
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