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『映画 聲の形』は『君の名は。』に一歩及ばず。『レッドタートル』は…

 台風16号は温帯低気圧になって過ぎ去ったものの、「台風一過」の晴れ空とはならず。曇り空が続きます。

 さて、興業通信社の映画ランキングこちら)によれば、17日公開の『映画 聲の形』(公式サイト)が、初登場で2位につける好スタートを切りました。
 「京都アニメに駄作無し」の言葉通り、優れた作品でした。原作漫画のある作品の映画化ですが、かなり「にがい」味付けです。エンターテインメント性という点で、先行する『君の名は。』(8月27日公開、現在連続1位更新中)に一歩及ばなかった模様。ともあれ、見る価値のある映画だと思います。
 芸術の秋にふさわしい、芸術的な映画を観たい方は『レッドタートル ある島の物語』(17日公開。公式サイト)を見ては如何。興行的にはトップテンに入りませんでしたが(14位らしい)、不思議な味わいのある映画です。
 ある男が嵐の海でもがくところから始まるのですが、なぜ嵐の海に一人流されるのか、何の説明もなし。男の名前も不明。やがて不思議な島にたどり着くのですが、この島、片方に岩山(それ自体が、巨大な岩石らしい)があり、島の中央あたりに湧水。植生はなぜか竹で、竹林を形成している(たけのこを食べるシーンはなし)。他に、食用となる果物のなる樹木もあり、重要な主食となります。
 男は島からの脱出を図るのですが、なぜかできない。そして、彼は島で、不思議な出会いと別れを経験するのですが…詳しい話はネタバレになるのでここまで。
 全編セリフ無し(「ヘイ!」とか「おーい」とかはある)でナレーションもなし。それだけに、観る者に色々考えさせる映画です。私は最後まで、「男の夢オチ」の可能性を捨てきれませんでした。観賞後に感じたことは、「ひょっとして、これは『浦島太郎』の翻案ではないか?」というもの。興味をいだいた方は、ぜひご覧あれ。

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