« 〝プラレールのパチモン″と侮るなかれ!Daisoのプチ電車シリーズは、気軽に改造して遊べる優れもの!! | トップページ | 中秋の名月 »

今日は何の日?「戦車初出撃!」大正五年(1916)九月十五日。

 今からちょうど百年前の今日、戦車が初めて実戦に投入された。戦車と言っても、古代の馬が曳く戦車(チャリオット)ではない。鋼鉄の装甲を施され、内燃機関で動き、重火器で武装した、タンクのことである。
 投入されたのは、第1次大戦・西部戦線の激戦地の一つである『ソンムの戦い』(フランス・ソンム県)。大正五年(1916年)7月1日から始まった戦闘は、初日の戦闘だけで英軍に戦死19,240人、負傷57,470人(参加全将兵の91%!)の損害を出しており、塹壕を巡る泥沼の戦いとなっていた。(11月18日の戦闘終了までに、英仏側で戦死行方不明146,431人、ドイツ側164,055人。旅順要塞攻防戦の比ではない)
 戦車は無限軌道で塹壕を乗り越え、鉄条網を踏みつぶしつつ敵陣に突入し、味方歩兵の前進を援護することが期待された。投入された英国戦車マーク1は、もともと英海軍が陸上戦艦として開発を推進していたもの。タンク(Tank)という名称も、海軍卿だったチャーチルがつけた秘匿名称だったといわれている。(英国陸軍は当初、この新兵器の構想に目もくれなかったらしい。「将軍は、昨日の戦闘から学んで、明日の戦闘に備える」というが、軍人は意外に保守的なのである。)
 実戦デビュー当日、60両を一気に投入する予定だったが、輸送時の不備等で戦場付近まで到達できたのが49両。故障や整備に問題ありで、実際に稼働状態なのは18両のみ。当初目論見の3分の1以下である。それでも勇躍前進を開始したが、砲撃で空いた穴にはまったり、動きだした途端に故障したりで、実際に敵陣に踏み込めたのは5両のみであったという。それでも、突然現れた見たこともない新兵器に、ドイツ側は咄嗟に対応できず、パニックに陥ったらしい。何事も、最初は上手くいかないものだ。


Type10mbt_jgsdf
画像は陸上自衛隊最新鋭の10式戦車。2010年(平成22年)正式化されたので、10式。菱型戦車マーク1から約100年で、戦車はここまで進化した。(陸上自衛隊公式サイトから、転載させていただきました)


|

« 〝プラレールのパチモン″と侮るなかれ!Daisoのプチ電車シリーズは、気軽に改造して遊べる優れもの!! | トップページ | 中秋の名月 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事