2020年の挑戦
テレ玉で火曜日に放映している『ウルトラQ』(21:00~21:30、こちら)を観た。今回は屈指のトラウマ回として知られる「2020年の挑戦」(第19話)。
冒頭、航空自衛隊のF-104J戦闘機が緊急発進(スクランブル)するシーンは、実際に空自の機体(機体番号516号機と523号機)が飛び立つ映像が使われている。F-104J、今観てもかっこいい!地上で指揮を執るのは、小林昭二氏が演じる天野二等空佐。この時の自衛官役の制服姿が似合っていたので、後に『ウルトラマン』のムラマツキャップ役に選ばれたのだとか。
出撃した空自機は撃墜され、天野二佐は責任とらされて解任(←理不尽な!)。一方、各地で謎の人体消滅事件が続出!セスナで事件空域へ向かった万城目くん(演:佐原健二)まで消えてしまう!これが不気味さではウルトラ怪獣・宇宙人の中でもトップクラスのケムール人の仕業。モノクロ映像のケムール人は、今観ても十分怖い!当時リアルタイムでこれを見た子供たちが、震え上がったのも無理はない。
その後、この不気味な宇宙人と対決するのだが、ラストの落ちがまた秀逸!50年以上前の作品だが、見ごたえのあるエピソードだった。
ただ残念なことに、一部音声が不自然に消えるのがどうしても気になってしまった。「気違い」というセリフが消されているようだ。何というバカげたことを!そんなことをして何になるのだ?表現自由はどこへ行った!興ざめも甚だしい。
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