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経済的徴兵制

 経済的徴兵制とは、軍隊が志願制の国で、経済格差を利用して志願者が安定供給されるようにする仕組み。要するに、貧困層出身の若者を高収入を餌に軍隊に志願させる仕組みとされる。
 米国で国内の経済格差が論議されたとき、この経済的徴兵制も議論の俎上に上ったそうなのだが、その実態は以下のようなものであった。
 まず前提として、軍隊では志願者に犯罪や薬物使用や不法な重火器の所持などといった前歴がある場合、入隊を認めない。そして、不幸なことに低所得者層(貧困層)の若者ほど、この種の非行や犯罪に手を染めてしまう傾向がある。つまり、低所得者層出身者には、最初から軍隊に入れない人が少なくない。
 次に、実際に米軍将兵の中で、各所得階層からどれぐらい将兵が入隊しているかを調べて、それを全米の総人口に占める各所得階層の割合と比較してみたところ、低所得者階層から入隊した将兵の割合は、米国総人口全体に占める割合より低いことがわかった。むしろ、経済的に余裕のある階層からの入隊者の方が、割合が多かったという。
 以上の点から、「米国連邦軍においては、低所得層出身者は軍人にはなれない(入隊困難だ)し、実際入隊していない」という結果が出たという。
 詳しくは、評論家の小川和久氏の著書を参照されたし。

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