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映画「この世界の片隅に」を観てきた。

 今日は新嘗祭で勤労感謝の日。休日を利用して、「この世界の片隅に」(公式サイト)という映画を観てきた。劇場は新宿のテアトル新宿。昔から通っている馴染みの映画館だ。映画館の反対側、新宿通りに沿って妙に屋台が並んでいて何事かと思ったら、花園神社が二の酉で、熊手を持った人が結構いた。冬らしい風情である。
 映画は盛況で、立ち見が出た。かく言う私も立ち見である。最近はどこの映画館も入れ替え制で、座席も指定なので、立ち見なんて十年ぶりぐらいか?いろんな年齢層から客が来ていて、人気の高さをが窺える。(今日が休日で、しかも1100円のサービスデーだったせいもある)
 さて、映画のほうだが、戦前から終戦直後あたりまでの物語である。広島から呉に嫁いだ主人公の日常が綴られている。冒頭のファンタジーなシーンが、その後の伏線になっている。映像は奇麗で、時代考証もかなりしっかりしている(特に、戦艦大和と、重巡青葉。なにしろ、軍港・呉だから)。失われた広島が、映画の中でよみがえったよう。それにしても、昭和初期から戦中の風景なのに、何やら大正時代ではないかと思われるほど、古色蒼然としていて驚いた。当時の田舎は、あんなもんだったのか?
 映画の詳しい内容は、ネタバレになるので詳しくは言えませんが、いい映画でした。主人公のスローモーぶりにイラッとくることもありますが、後半はもう、泣けて泣けて・・・年々涙もろくなってかなわんわい。
 泣きたい映画を観たい方には、お勧めです。
 

 (同じ時代の広島を描いた漫画といえば、「はだしのゲン」が有名だが、私はあの漫画は昔から苦手。絵が汚くて下手くそだったので。後年読み直してみて、内容の偏向ぶりに呆れさせられました。)

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