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「進化」と「変態」。

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 「進化」(evolution)とは、何世代か掛けての変化であると、考えられている(誰も見たものはいないが)。一方、ある個体がその生涯(一世代)の中で変化することは「変態」(metamorphosis)である。芋虫がさなぎを経て蝶になったり(完全変態)、ヤゴがトンボになる(不完全変態)あれである。

 映画『シン・ゴジラ』の中で、突如東京湾に出現した謎の生物は、都合三段階の変化を遂げてゴジラとなった。劇中ではこの変化を「進化した」と称していたが、「変態」が適切だろうと思われる。
 では、なぜ進化などと不正確な表現を用いたのだろうか?やはり、『ポケモン』の影響が強いのではないかと思われる。『ポケモン』」では、例えばピカチュウがライチュウに「進化」するが、どう見ても「変態」が適切。それなのに、なぜ進化という言葉を使ったのだろうか?推測だが、「変態」という言葉にはアブノーマルなイメージが強いので、使用が躊躇われたのではなかろうか?余談だが、進化という言葉を使ったせいで、イスラム圏(教義上、進化を認めない)では、マーケティングに苦労したともいう。
 
 『ポケモン』でついた間違ったイメージが、『シン・ゴジラ』にも影響を与えたかもしれない。そう考えると、なかなか興味深い!


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