ドリフターズ
海上保安庁によれば、本日正午現在、北朝鮮のものと見られる木造船などの漂流・漂着物が、100件に達したという。100件は史上初。それまで一番多かった2013年の80件を、大きく超えた。今年も残りわずかだが、まだ数件漂着するかもしれない。厳重な警戒が必要だ。
ところで、先日お亡くなりになった、ジェンキンスさんに関して、氏が娘さんに「もしパトカーが後ろから来て、停まりなさいと命じても、決してそれに従ってはならない。北朝鮮の工作員が日本の警察官に化けているのかもしれないから」と言い含めておられたと、当ブログに書きました。(該当記事こちら)
日本に来てからも、ジェンキンス氏の戦いは、ずっと続いていたのです。彼は神経質になっていたのでしょうか?いいえ、そうではありません。拉致問題が解決されないということは、いつまた誰が犠牲になるか分からないということなのです!
先日明らかになった、北海道・松前小島の一件は、北朝鮮の木造船が、「海の空き巣」船であることを証明しました。松前小島は普段無人島ですが、折悪しく当日漁協関係者が整備補給等で同島に滞在していたら、空き巣が居直り強盗になっていた可能性もあります。もし、人質として拉致されたら・・・そういう可能性もあるのです。北朝鮮の脅威は、今も厳然と存在しているのです。
(今朝、ようやく年賀状を投函した。元旦に配達されるか微妙だ)
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