陸自対戦車ヘリAH-64D事故について。
(※画像はAH-64D。通称ロングボウ・アパッチ。陸上自衛隊の公式Webサイトより、転載させていただきました)
今年2月5日に発生した、陸上自衛隊・目達原駐屯地所属の攻撃ヘリコプター「AH-64D」の事故(乗員2名殉職、民家に被害)に関する報告。
陸自による事故原因の調査報告によると、事故の原因は乗員の操縦及び整備員の整備に起因するものではなく、アウトボードボルトの破断によるとした。
以下は報告書より引用
(詳 細) ○ 飛行中にNo4メイン・ローター・ブレードとストラップ・パックを接続するアウト ボード・ボルトが破断 ○ アウトボード・ボルトとアウトボード・ナットの間に約6ミリの間隔が発生 ○ ストラップ・パックを構成する各ラミナ(薄い鋼板)間に間隙ができ、各ラミナに不 均等に力がかかったため、遠心力に耐えられなくなったラミナが破断 ○ No4メイン・ローター・ブレードがメイン・ローター・ヘッドから分離し、機体は 揚力を失って自由落下となり墜落
以上引用終わり。
もし予算不足で、交換部品不足に陥っていたとしたら言語道断だ。
詳細はこちら→http://www.mod.go.jp/gsdf/equipment/air/index.html
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