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ノルウェー海軍のイージス・フリーゲート「ヘルゲ・イングスタッド」号沈没事故の続報。

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 先月8日に発生した『ヘルゲ・イングスタッド』の沈没事件(こちら)の続報。

 同艦はタンカー『ソラ TS』号に衝突され、タンカーの船首(バルバスバウ)が古代軍艦の衝角のように船腹に穴をあけた模様。その結果、居住区、艦尾発電機室、倉庫室が浸水。しかし、本来なら防水区画が密に切られている軍艦は、防水隔壁を閉じることで容易には沈まないはずである。しかし、なぜかプロペラシャフトからも浸水が始まり機械室が水没。更にバルク・ヘッドを越えてエンジンルームまで浸水、動力を失ったことが致命傷となったらしい(排水ポンプも回せないので)。
 船体下部を縦貫するプロペラシャフト部分には厳重な水密構造(スタッフィング・ボックス構造)が採用されているはずなのだが、それが役に立たなかったようだ。建造元であるスペインのナヴァンティア社は、苦しい立場に立たされている。

 それにしてもなぜ衝突するまで気付かなかったのか?時刻は未明の04:00ごろで、場所は通航量の多い海域。視界は悪くなかったようだが、相手方のタンカーはちょうど港を出たばかりで速度はまだ出ていない状況で、ヘルゲ・イングスタッド号の見張りはタンカーを港の埠頭の一部と勘違いしたというのである。それが判断を狂わせた。タンカー側が衝突の危険に気付いて無線で知らせてきたが、ヘルゲ・イングスタッドの当直士官は別の船と交信してると勘違い。埠頭の一部と誤認していたのが当該船舶と気づいたときには、もはや回避不能だったんだそうです。

詳しくはこちら→https://www.defensenews.com/naval/2018/11/29/early-report-blames-confused-watchstanders-possible-design-flaws-for-norways-sunken-frigate/
及び「兵頭二十八の放送形式」:http://sorceress.raindrop.jp/blog/2018/12/#a002182


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